稿本村上雑記

稿本村上雑記
発行日:1973年9月15日
ページ数:56P
定価:不明
解読編集:鈴木鉀三
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「この本の原本は瀬波の西奈弥神社宮司吉田牧夫先生の御所蔵です。原本は表紙とも三十六丁、コヨリ綴りで縦八寸二分横五寸七分程。いつの頃に書き写したのかは不明です。一冊の本から写したものでもないようです。これを作るに当っては、原本の雑然とした排列を年代順にならびかえました。」
本書は、新潟県村上について、慶長から正徳に至る百十余年の間の城主、古城名、村内で起こった出来事など雑多に書き記されている。製作時期や著者も不明であるので第一級史料とまではいえないが、貴重な記述も多いようである。