戦国時代の城 遺跡の年代を考える

戦国時代の城 遺跡の年代を考える
出版社:高志書院
発行日:2009年5月
ページ数:238P
編者:峰岸純夫、荻原三雄
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「文献史料などによる年代観と考古資料とのあいだに齟齬があると指摘されてきた、戦国期の城の年代に関する研究報告を収録。2008年に開催されたシンポジウムの内容をまとめる。」
本書は、2008年10月に「戦国の城と年代観 -縄張研究と考古学の方法論-」と題して開催したシンポジウムの報告をまとめたものです。資料集は2,100円で販売されていますが、こちらは講演内容を踏まれたものですから、内容は専門的ですがおすすめです。
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[目次]
序 戦国期城郭の年代観
戦国城郭の出現と展開
第1部 縄張と城の年代観
 縄張研究における遺構認識と年代観
 軍事施設としての中世城郭
 検出遺構よりみた城郭構造の年代観
第2部 遺物の編年と城の年代観
 瀬戸・美濃大窯編年と城の年代観
 土器・陶磁器編年と城の年代観
 遺物の組成と城の年代観
討論