発行:大谷口城跡発掘調査団
発行日:1970年3月31日
ページ数:228P+図版48P+付図3枚
編集:松戸市教育委員会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「ここに報告いたします大谷口城跡の発掘調査は文化財保護条例(昭和37年3月)の施行直後におこりました最初の大きな問題であったのですが、櫛田良洪委員長をはじめ文化財審議委員の先生方、ならびに関係各位のご努力をいただきまして、諸般の状況から記録保存の方針のもとに、万全を期しての発掘調査を実施いたしたものであります。」
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[目次]
第一章 発掘調査の経過
第一節 発掘調査にいたるまで
第二節 発掘調査の経過
第三節 第二次発掘調査
第二章 遺跡の位置と環境
第三章 城郭史からみた大谷口城跡
序説
第一節 存在した事情
第二節 存在した状態
結語
第四章 城跡の発掘
第一節 外郭ならびに聖地法の調査
第二節 郭内の発掘
第五章 城跡出土の遺物
第六章 城郭に先行する遺構・遺物
第一節 縄文時代の遺構・遺物
第二節 弥生時代の遺構・遺物
第三節 古墳時代の遺構・遺物
第七章 小金城主高城氏について
第一節 千葉氏・原氏と高城氏
第二節 八木原文書からみた高城氏の発生
第三節 北条氏と高城氏
第四節 小金大谷口城とその周辺の城跡
第五節 高城氏に関する文書
第六節 本土寺過去帳を中心とした松戸の中世史年表
第八章 総括
付 小金城敷地内出土の古銭