編集・発行:福井県立朝倉氏遺跡資料館
発行日:1990年7月28日
ページ数:45P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「一乗谷が栄えた戦国時代は、越前焼が最も盛んに生産された時期でもあります。これを裏付けるように、一乗谷からは甕・壺・擂鉢など大量の越前焼が出土しています。また一乗谷では、越前焼の大甕が12個から30個整然と並んでいる町屋が13軒発掘されています。今回の企画展ではその中の1軒を染物屋として内部を復元してみました。」
現在の福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館の第4回企画展図録。発掘された越前焼をテーマに構成している。
[目次]
特別寄稿
中世陶器と越前焼
戦国時代の越前焼と一乗谷
原色図版
1.一乗谷の中の越前焼
2.職人と越前焼
3.貯蔵
4.調理
5.化粧
6.茶の湯と越前焼
7.信仰とまじない
8.越前焼の生産
9.越前焼の製作
10.ヘラ記号とスタンプ
11.越前焼の流通