出版社:山陰中央新報社
発行日:2008年9月
ページ数:215P
編者:乾隆明
定価:1,714円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「松江藩の歴史についての各分野の研究成果を発表。新たな知見を取り込み、地名や歴史用語には読み方を示し、図版も用いて、楽しく読みながら近世史に興味を抱けるよう構成。『山陰中央新報』連載を単行本化。 」
地元新聞に掲載された記事に加筆修正してまとめたものなので、一記事は短いが、松江藩を学ぶには最適な書でしょう。こういう地元出版の郷土書は宣伝が弱いため、あまり知られることがないのが残念です。
[目次]
「松江」の地名
城下町の誕生
中世のプレ松江
松江城以前
中世「松江」は幻か
初代藩主は誰?
松平家の初期家臣団
牢人の仕官
藩政文書
地誌・通史 ・・・他