福岡城天守と金箔鯱瓦・南三階櫓

福岡城天守と金箔鯱瓦・南三階櫓
出版社:梓書院
発行日:2005年7月初版
ページ数:245P
著者:荻原忠行
定価:1,700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「九州における『織豊系城郭』が、発掘調査により次第に明らかになりつつある。その中でも特に『金箔鯱瓦』の鱗形と天守瓦屋根飾りの『破風』に焦点をあてて、『福岡城天守』を再考する。」
福岡城天守をターゲットにしながらも、ほとんどは他城が紹介されている。まあ比較から本質を考えるという意味では問題はないのだが、こちらの本も入手が非常に難しくなっているのは発行部数故か?
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[目次]
一部
 一章 中津城と金箔鬼瓦
 二章 麦島城と金箔鯱瓦
 三章 名島城と金箔鯱瓦
 四章 神屋宗湛茶屋と平岡邦幸氏所有の瓦
 五章 小倉城の金箔鬼瓦
 六章 筥崎八幡宮の金箔鯱瓦
 七章 天守破風と「吉田家傅録」の絵画
 八章 福岡城の絵はがきと「毛利家文書」の四層櫓
 九章 天守と南二の丸多聞櫓と南三階櫓
二部
 一章 名護屋城金箔瓦と鯱瓦の鱗分類
 二章 織豊系城郭の概念
 三章 信長と安土城と金箔鯱瓦
 四章 「金箔瓦論考」について
 五章 金箔瓦・金箔鯱瓦の歴史的意味
三部
 一章 関ヶ原の戦い以後の十五年間
 二章 初代藩主黒田長政と文書
 三章 二代藩主黒田忠之と文書
 四章 三代藩主黒田光之と文書
 五章 福岡城天守と歴史文化観光施設
 六章 黒田家御用達・肖武苑・二川相近
 七章 福岡県西方沖地震について
附記