出版社:河出書房新社
発行日:2001年7月初版
ページ数:164P+43P
著者:佐藤正彦
定価:3,200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「福岡市の中心にある戦国武将・黒田氏の広大な福岡城遺構。『天守は建てられなかった』と言われてきたが、天守が確実に存在した証拠が出てきた。気鋭の建築史家達がCGによる華麗壮大な大天守などを復元、破却の謎に迫る。 」
福岡城には天守があったのか?に迫る意欲作。
[目次]
序章 福岡城に天守は存在した
第一章 近世城と天守の起源 -その形の意義
第二章 黒田如水と長政
第三章 筑前博多と福岡城築城
第四章 天守破却
第五章 櫓とその他の遺構
第六章 本丸御殿
第七章 材料
第八章 韓国晋州城を模倣したという説について
第九章 なぜ、「天守のない福岡城」が定説となったか
第十章 天守復元のきざし
第十一章 大天守を復元する
第十二章 中天守と小天守を復元する
第十三章 大天守へのアプローチ
福岡城跡測量図ならびに福岡城復元設計図