中世武家系図の史料論 下巻

中世武家系図の史料論 下巻
出版社:高志書院
発行日:2007年10月初版
ページ数:314P
編者:峰岸純夫、入間田宣夫、白根靖大
定価:5,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「中世武士団に関する研究で取り扱われる系図についての史料論。下巻では、室町幕府秩序や戦国争乱の中、または近世幕藩体制下において、系図記載の新たな特徴が生み出されてくるプロセスを論じる。」
学界ではタブーとしてあまり論じられることの少なかった系図に関する論文集。下巻では室町後期から戦国期の武家系図を中心に収録されている。
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[目次]
中世古系図に見る公家と武家
「玉燭宝典」紙背文書中の那須系図をめぐって
留守氏と「欧州余目記録」
武田氏系図の成立
秋田県公文書館所蔵「古本佐竹系図」に関する一考察
山内上杉氏・越後守護上杉氏の系図と系譜
相馬中村藩の系図編纂について
戸沢氏系図の成立と中世の戸沢氏