魚津古今記 完

魚津古今記 完
編集・発行:魚津市教育委員会
発行日:1966年3月10日
ページ数:45P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「魚津古今記は、飛鳥時代後期から江戸時代中期までの、魚津に関する諸事が克明に書き記され、これを読めば読者をして、遠く魚津にあった出来事など彷彿たらしめることであろう。今この古い記録を印刷にし出版して広く魚津の市民に読んでいただく事になったのは、誠に深い意義のある事である。殊にこの書は非常に稀れなもので、全国に唯一つ金沢市立図書館の蔵書としてあるばかりで写本も二三しかない。」
古文献はそのままでは非常に読みづらいものであるが、こうして活字化されると活用しがいがあるというものである。ただ、活字化されても文体はそのままであるので、意味まで解釈するにはまた一苦労であるが、本書は富山県魚津市の歴史を江戸時代後期に、魚津の町人であり文人であった人により描かれた現在風に言えば郷土史書である。


[目次]
一、序
一、刊行にあたりて
一、編集にあたりて
一、魚津古今記の著者について
一、魚津古今記
 天の巻
 地の巻