出版社:北國新聞社出版局
発行日:2008年12月初版
ページ数:97P
語り部:板倉武雄
定価:476円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「教師から県庁勤務、そして行政の責任者としての道を歩む中で、行財政に携わることは、苦難の連続であった。“頑固もん”が地域興しに無私の執念を注ぎ続けた『ふるさと愛』の足跡を綴る。」
本書の語り部となっている板倉武雄さんは平成合併で白山市となる直前の鳥越村の村長です。本書でも紹介されている鳥越一向一揆歴史館の友の会会長を創設以来続けられており、私もバス旅行などで何度かご一緒しました。本書を読むと、一向一揆という難しい素材で村おこしをした経緯がよくわかりました。値段も手頃ですし、文字も大きく読みやすいですよ。
[目次]
板倉さんの人味 -序文に代えて
第1章 オンリー1の鳥越へ
「ソバの里」へ地歩築く
「一向一揆」素材に村興し
第2章 鎮魂の巡礼道
歴史に刻まれた地獄絵
第3章 わが「ふるさと愛」
<愛しむ心の詩>「鳥越讃歌」「鳥越城慕情」