近江八幡市埋蔵文化財発掘調査報告書ⅩⅢ 瓶割山城遺跡

近江八幡市埋蔵文化財発掘調査報告書ⅩⅢ 瓶割山城遺跡
編集・発行:近江八幡市教育委員会
発行日:1987年3月31日
ページ数:26P+図版36P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、昭和61年度に近江八幡市教育委員会が行いました発掘調査のうち、国・県からの補助金を受けて実施いたしました調査の成果報告であります。本書には、出町遺跡(3・4次調査)、法華堂遺跡(2次調査)、瓶割山城遺跡の3遺跡についての調査結果を集録した。」

書評:
元気元(1570)年6月、織田信長の臣柴田勝家が、佐々木義賢と戦い、敵方の飲料水攻めにも屈せずこれを破ったときの舞台が瓶割山城であるらしい。瓶割山城の名称はこの勝家の伝承によるなので、勝家以前は長光寺城という。本書調査は、調査範囲も一部で遺物も少なかったので、断定できるような発見はなかったようである。

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[目次]
1.出町遺跡(3・4次調査)
 (1)従来までの成果
 (2)3・4次調査の概要
2.法華堂遺跡(2次調査)
 (1)調査に至る経緯
 (2)位置と環境
 (3)調査の経過
 (4)遺構
 (5)遺物
 (6)小結
3.瓶割山城遺跡
 (1)調査に至る経緯
 (2)瓶割山城の沿革
 (3)調査の経過
 (4)遺構
 (5)遺物
 (6)小結
4.法華堂遺跡(第3次調査)