出版社:新潟日報事業社
発行日:2008年4月初版
ページ数:115P
著者:花ヶ前盛明
定価:1,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「上杉景勝を支えた名参謀・直江兼続の活躍と生涯を、写真をまじえ、わかりやすくまとめた一冊。巻末には、直江兼続関係人名や史跡、直江氏系図などの資料を収録。」
本書は地元新聞出版社から発行されたもので、新人物往来社「直江兼続のすべて」の著者執筆部分を基にして大幅に加筆したものです。上杉謙信研究でも著名な著者は、新潟県内の中世史に関してはわかりやすい解説で定評があります。また、著者は越後一の宮「居多神社」の宮司でもあり、今回初めて当神社を訪れた際に購入しました。著者のサイン入りで記念になりました。
[目次]
「愛」の智将 直江兼続
誕生
上杉景勝と兼続
御館の乱
直江家を継ぐ
新発田重家の謀反
佐渡平定
小田原攻め
文禄の役
米沢入城
関ヶ原の合戦
大坂冬の陣
兼続の死
資料編
直江兼続が嫡男平八景明に宛てた書状
直江兼続関係人名
直江兼続関係史跡
樋口氏系図
直江氏系図
春日山城とその支城
戦国時代のおもな城館跡
御館の乱関係図
直江兼続関係年譜