伊作城跡 地方特定道路整備事業(麓工区)に伴う埋蔵文化財発掘調査事業報告書 吹上町埋蔵文化財発掘調査報告書(15)

伊作城跡 地方特定道路整備事業(麓工区)に伴う埋蔵文化財発掘調査事業報告書 吹上町埋蔵文化財発掘調査報告書(15)
編集・発行:吹上町教育委員会
発行日:2003年3月
ページ数:76P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「かつて吹上町南部一帯を支配した伊作島津家の居城伊作城は、その規模の大きさと戦国島津氏発祥の地として広く知られています。島津忠良は伊作島津家最後の当主で、島津本家の当主になった息子貴久を助け、島津一族の内紛を治め、弱体化した島津本家の立て直しに大きく貢献しました。歴史の大きな舞台になった伊作城ですが、日常の生活や、どんな建造物が建っていたのか、といったことはよく分かっていません。今回伊作城跡の発掘では、柵と思われる遺構が発見され、戦時の備えの一端が窺えました。」

道路建設に伴う遺構調査である。多くの遺構が発見されている。

[目次]
第1章 調査の経過
 第1節 調査に至るまでの経緯
 第2節 調査の組織
第2章 位置と環境
 第1節 地理的環境
 第2節 歴史的環境
第3章 発掘調査
 第1節 概要
 第2節 A地区
 第3節 B-1・2区
 第4節 B-3区(西側)
 第5節 B-3・4・5・6区
 第6節 遺物
おわりに