能登七尾城 加賀金沢城 [中世の城・まち・むら]

能登七尾城 加賀金沢城 [中世の城・まち・むら]
出版社:新人物往来社
発行日:2006年5月初版
ページ数:181P
編者:千田嘉博、矢田俊文
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
文献・考古・地理・建築など様々な分野の研究者がそれぞれの研究成果を融合し、七尾城と金沢城というふたつの城の検証を通して、新しい戦国期の歴史像を明らかにする。本書は、学融合にもとづく新領域の開拓を目指して2005年6月17・18日に奈良大学総合研究所で開催した「能登七尾城・加賀金沢城シンポジウム」の成果をもとに、各報告者が加筆してまとめたものである。
シンポジウムの内容をまとめたものなので、記事によってはやりとりそのものを文字に起こしている。論文の発表記事なので内容的には難解なところも多い。
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[目次]
第Ⅰ部 能登七尾城・加賀金沢城
七尾城から金沢城へ
能登畠山氏と前田氏
守護所・城下町と府中・所口湊
中近世能登七尾の湊町と城下町の景観
領主と町人の間
第Ⅱ部 城郭・都市研究の技法深化と国際比較
戦国城下町の復元史料としての地籍図
中国・韓国の民家調査と建築史研究
イギリス中世城郭都市とその学融合的研究
第Ⅲ部 討論
「七尾から見えるくるものは何か」