発行:彦根市教育委員会
発行日:1995年7月
ページ数:24P
編集:彦根城博物館
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「彦根城は昭和三十二年から三十五年にかけて実施された国宝彦根城の天守・附櫓および多聞櫓の修理から三十三年を経て、現在、平成八年末の完成をめざして再度大改修工事が進められている。この展示を通じて江戸時代の彦根城の存在がどのような意味をもっていたか。また、頻繁に行われた修築は、彦根藩のみならず幕府と彦根藩との関係においてどのような意味をもっていたのかを考えたい。」
本書は平成七年七月二十三日から八月二十二日までの期間、彦根城博物館が開催するテーマ展の展示図録である。
[目次]
Ⅰ 彦根城の築城
築城の意義
築城にたずさわった人々
築城のようす
Ⅱ 彦根城の修築
修築の手続き
災害と修築
修築にたずさわった人々
昭和の修理 発見墨書・刻銘
彦根城築城・修築、城下災害略年表