編集・発行:秋田県教育委員会
発行日:2005年3月
ページ数:カラー図版10P+146P+図版26P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「鎌倉時代の広大な居館跡の一角を調査。溝によって区画された掘立柱建物跡・竪穴状遺構・井戸跡・土坑・焼土遺構等を検出。律令型の掘立柱建物跡は秋田県内でも類例が少ない。遺物は12世紀末~13世紀を主体とし、中国産磁器や常滑産陶器の出土が特筆される。」
販売図書ページには「附図あり」となっているが附図はない。総ページ数も違ってます。巻頭のカラーページが多いです。調査記録がほとんどで歴史的な考察がないのが少し残念です。
秋田考古学協会販売図書一覧ホームページ
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[目次]
第1章 はじめに
第1節 調査に至る経過
第2節 調査要項
第2章 遺跡の立地と環境
第1節 遺跡の位置と立地
第2節 歴史的環境
第3章 調査の概要
第1節 遺跡の概観
第2節 調査と整理の方法
第3節 調査の経過
第4章 調査の記録
第1節 基本層序
第2節 検出遺構
第3節 出土遺物
第5章 自然科学的分析
第1節 新屋敷遺跡出土鉄関連資料の金属考古学的調査
第2節 新屋敷遺跡出土炭化材の自然科学分析
第6章 新屋敷遺跡の掘立柱建物跡
第7章 まとめ