発行:岡島美術記念館
発行日:1976年10月15日
ページ数:27P
編集:朝倉氏遺跡調査研究所
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「このたび特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡から発掘された資料を集めて特別展を開催いたします。一乗谷は文明3年(1471)朝倉氏が居城を構えて以来103年間にわたって洗練された文化生活を営んだ地であり、昭和42年から庭園、館跡、中の御殿跡、武家屋敷跡など次々と発掘調査が進められています。これらの調査によって400年のベールがはがされ、戦国武将の貴重な遺産が次第に白日のもとにあらわれてきました。今回はここ10年にわたる朝倉氏遺跡の発掘調査で明らかにされた資料を一堂に展示して、当時の生活及び文化のあとをふりかえってみたいと考えます。」
福井新聞社の後援で、昭和51年10月15日から10月24日まで岡島美術記念館で開催された企画展図録です。遺跡の整備される前の様子や発掘された遺物が載っています。巻頭4ページはカラーですが、あとはモノクロページです。
[目次]
遺跡と調査
朝倉氏の歩み
戦いと祈り
町並と住居
日常の生活
芸と遊びと
保存と活用
朝倉氏略年表