編集・発行:長岡郷土史研究会
発行日:1997年5月17日
ページ数:257P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
長岡市の郷土史研究家による投稿の史学会会誌であろうと思われる。内容はかなり本格的なものである。参勤交代と新潟県内の烽火台の論考が面白い。
[目次]
慶応四年、崇徳館教官酒井貞三の恭順論と行動について
長岡藩御除地役所の成立と変遷
長岡藩の参勤交代
長岡の生んだ医学者・政治家 長谷川泰伝(其の七)
指南車ノート
新潟県内の烽火台 -烽火台施設を残す山城の紹介を中心として-
河田家中世文書の伝来過程
謙信の人間性Ⅰ
書聖・中林梧竹と越後路
柳宗悦の嵌った二つの陥穽 机立観音堂の風土尊 魚濱の亡霊
書斎からみた郷土史
長岡城奪還と魚沼の狼狽
異聞 長岡戦争夜話(6)
聞き書き帳
今だから話そう思い出の数々
蛍になった特攻隊員 宮川三郎
大正三年の長岡水害とその原因
鶴岡の史跡散歩