編集・発行:金沢市立玉川図書館近世史料館
発行日:2008年11月8日
ページ数:10P
定価:展示期間中無料配布
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「尾崎神社の本殿附厨子・中門・透塀・拝殿及び幣殿・附棟札4枚は国の重要有形文化財に指定されています。これら国指定文化財のうち、本殿及び中門の修理工事が本年2月より来年3月にかけて行われており、これを契機に、本殿に収納されていた社宝・神宝類を展示する機会を得ました。」
実物にまさるものはないが、パンフレットもフルカラーで仕上げられており、三十六歌仙図額面はすばらしいものでした。
金沢市立玉川図書館近世史料館ホームページ
[目次]
尾崎神社展に寄せて
尾崎神社の歴史
展示品解説
平成20年度 近世史料館特別展
加賀の東照宮 尾崎神社展
尾崎神社の社号は明治7年からである。藩政期は、金沢城内北の丸で徳川家康を祀り「東照宮」・「権現堂」・「御宮」などと称されていました。今回はそのような歴史的経緯を経た尾崎神社の所蔵品「東照権現像」・「天海書状」・「棟札」・「三十六歌仙図額面」などを公開します。
◆展示史料一覧
1.東照権現像 絹本着色 軸装 1
2.日光東照大権現十八将之図 絹本着色 軸装 1
3.天海書状 寛永二十年八月二十日 折紙 軸装 1
天海→西尾隼人
4.棟札 ①寛永二十年九月十七日 木板 1
②延宝五年五月二十八日 1
③宝暦五年九月十五日 1
④明治十一年九月二十五日 1
5.御宮移転図巻 渡部知先著 巻子 1
6.奉納刀剣 陀羅尼勝国作 刀剣 1
大和大椽藤原正則作 刀剣 1
7.東照神君遺訓 紙本 軸装 2
8.三十六歌仙図額面 板絵 額装 36
9.本坪鈴 元禄元年五月一日 金属鈴(径五寸)1
10.獅子頭 通称「拝領獅子」 2
11.鉛瓦 1
以上、尾崎神社所蔵品
12.御宮絵図 片岡知周著 (16.61-286) 一枚 着色 1
13.御宮之図 (16.61-287) 一枚 1
14.御宮御参詣伺公所図 (16.61-288) 一枚 1
15.金沢東照宮起立之元由 (16.61-204) 続紙 1
貞享三年十月十五日 常照院→不破彦三他
16.三十六歌仙 (721.08-27) 袋綴 木版着色 1
17.神社明細帳(尾崎神社) (090-1015-55) 罫紙綴 1
昭和三年届
以上、玉川図書館所蔵品
会期:平成20年11月8日(土)~平成21年1月12日(月)