広島城天守閣再建50周年記念事業 広島城の50年

広島城天守閣再建50周年記念事業 広島城の50年
発行:広島市市民局文化スポーツ部文化財課
発行日:2008年3月15日
ページ数:77P
編集:財団法人広島市文化財団 広島城
定価:440円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「毛利輝元によって建てられた広島城の初代天守閣は、昭和20年(1945)8月6日、一発の原子爆弾によって、大音響とともに倒壊しました。広島城の戦後の歴史は、広島の象徴でもあった広島城天守閣がない状態から、始まります。そして、昭和33年(1958)に広島復興大博覧会を開催するにあたり、広島城の天守閣が復興のシンボルとして再建されました。今年、平成20年(2008)は、天守閣がかつての威容を蘇らせた昭和33年から、3月でちょうど50年を迎えます。そこで、今回の企画展示で、50年前、まだ戦争の傷跡が癒えない広島において、天守閣再建へと人々を駆り立てた思いを紹介しつつ、原爆以降の広島城の歩みを紹介していきます。」
平成20年度企画展の図録。絶版のようです。天守復元までの経緯を撮った貴重な写真を多く掲載しています。平成19年までの入館者数や企画展一覧は資料としても使えます。
広島城ホームページ


[目次]
第1章 前史 天守閣再建への道
第2章 広島城天守閣再建!
第3章 広島復興大博覧会
第4章 昭和の広島城郷土館
第5章 平成の広島城
関連年表