編集・発行:妙高市教育委員会 生涯学習課
発行日:2008年8月31日
ページ数:21P+41P
定価:シンポジウム参加者配布 500円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本日妙高市文化ホールで開催された「鮫ヶ尾城国指定記念シンポジウム」で配布された資料集とパンフレットです。戦国時代越後の国で起こった御館の乱の景虎方最後の居城「鮫ヶ尾城」が今年国指定史跡に指定されたことを記念するシンポジウムですが、記念すべきことに来年度のNHK大河ドラマ「天地人」放映決定が重なり、500人の定員を倍に増やして1000人で盛大に行われました。パンフレットは鮫ヶ尾城の発掘調査結果を踏まえた見どころと、御館の乱の舞台となった史跡や背景を紹介している。資料集は御館の乱前後の武田氏と北条氏の動きを編年体でまとめていて非常に参考になる。パンフレットは当日限りの非売品であるが、よくできているので来年大河ドラマも始まることですし販売してほしい。巻末に鮫ヶ尾城の紙模型がついているのだが勿体なくて作れない・・・
<後日談>
この冊子大変好評であったので少部ですが後日市販されるようになりました。お問い合わせは妙高市教育委員会生涯学習課まで。
[目次]
<国史跡 鮫ヶ尾城跡>
現地形から縄張りを読みとる
地中に刻まれた痕跡をたどる
遺跡からみた存続時期
地域拡大と川中島合戦
決戦 御館の乱
二人の養氏 景虎と景勝
天正六年の両軍の動き
武田氏と北条氏の動き
天正七年の両軍の動き
決戦の日 三月二十四日
鮫ヶ尾城跡 立体模型図
<鮫ヶ尾城国指定記念シンポジウム 鮫ヶ尾城と直江兼続の生きた時代>
記念講演 鮫ヶ尾城とその時代 -山城跡からのメッセージ-
一.越後佐渡の中世城館跡
二.御館の乱と戦国期城館跡
三.乱前、乱後の城郭構造の変化
おわりに -鮫ヶ尾城の風景-
基調講演 武田氏からみた御館の乱
1 長篠合戦と勝頼
2 御館の乱
3 勝頼の動き
4 その後の勝頼と景勝 -きわめて親密な関係が続く-
おわりに
基調講演 北条氏からみた御館の乱
Ⅰ.常陸小川台合戦
Ⅱ.御館の乱への介入
Ⅲ.武田氏との抗争再開
Ⅳ.北条氏にとっての御館の乱
更新再開嬉しく思います!
大河ドラマの影響もあって、直江兼続関係の出版などが新人物往来社などを中心に盛んですね。城のペーパークラフトなんて粋なものがついていますね。確かに「自分用」と「保存用」の2部もらわないと、もったいなくて作れませんよね。そこまで考えて妙高市もパンフレットを作成してくれないと(笑)
事後報告ですが、我がサイトからぜひリンクを貼らせていただきました。都合がよろしくなければ削除させていただきます。よろしくお願いします。
http://www15.ocn.ne.jp/~nanao/link/link4.html
初めまして
鮫ヶ尾城跡の麓に住んで斐太の情報を発信している
kaboと言います
シンポジュウム参加ありがとうございました
こちらのパンフレットですが
先日より斐太史跡公園管理棟にて500円で販売しております
販売と言っても協力金と言う形で
今後の鮫ヶ尾城跡及び公園の維持管理に
利用させていただく予定です
こちらにお越しの際はお買い求め下さい