出版社:吉川弘文館
発行日:2008年6月初版
ページ数:312P
著者:石田晴男
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「京都を焦土と化した応仁・文明の乱は戦国時代の幕開けだったのか? 日野富子を元凶とする『応仁記』がもたらした定説は、近年見直されつつある。幕府内部や関東の政情不安にも光を当て、新たな応仁・文明の乱を描く。」
[目次]
プロローグ 応仁・文明の乱への視点
Ⅰ 足利義教の政策
1 将軍・足利義教
2 永享の乱と結城合戦
Ⅱ 嘉吉の変と管領政治
1 将軍暗殺
2 管領・畠山持国
Ⅲ 家督争いの時代
1 諸家の内紛
2 斯波管領家
3 大和、経覚と筒井成身院光宣
Ⅳ 将軍義政の親政
1 幕府と鎌倉公方
2 足利成氏との攻防
Ⅴ 文正の政変
1 畠山氏の家督抗争
2 関東の政情不安
3 守護たちの合従連衡
Ⅵ 応仁・文明の乱
1 乱のはじまり
2 京中の戦闘と乱の拡大
Ⅶ 乱のおわり
1 京中から洛外へ
2 東幕府と西幕府
3 和睦から乱の終息へ
エピローグ 戦国時代への道