大坂城惣構・西町奉行所跡発掘調査概要 -大阪市東区内本町橋詰町・豊後町-

大坂城惣構・西町奉行所跡発掘調査概要 -大阪市東区内本町橋詰町・豊後町-
著者・発行:大阪府教育委員会
発行日:1996年3月31日
ページ数:18P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「本調査は大阪中小企業振興センタービル建設予定地で実施したものである。この地点は大坂西町奉行所跡として著名である。調査の結果、予想以上に多数の遺構面が検出された。この調査で奉行所跡の下層には享保の大火で炎上した御塩噌蔵があり、江戸時代前期の浜の御蔵も検出された。さらに下層には大坂冬の陣で戦場となった大坂城惣構が初めて明らかとなり、その下層から戦国時代後期の大坂の町並も出現した。」

数ページの調査報告書ですが、各時代を追って写真と遺構の説明があり、非常に興味深いです。

[目次]
Ⅰ 調査に至る経過
Ⅱ 調査地の沿革
Ⅲ 戦国時代後期の町屋から大坂西町奉行所へ
Ⅳ 各時代の遺構