発行:越後城郭研究会
発行日:1977年3月1日
ページ数:15P
著者:花ヶ前盛明
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「上越地方にはたくさんの城館跡がある。その大部分は戦国期のものである。南北期の動乱時代、南朝方として活躍した風間信濃守信昭は直峰城(安塚町)を根拠地とした。信濃守は越後各地で足利尊氏方の豪族と激戦を展開した。そのため豪族達は築城し、いずれかに属した。しかし戦国時代に大々的に普請されたため、南北朝期の遺構は破壊されてしまった。江戸時代の城跡としては福島城(上越市)高田城(上越市)と清崎城(糸魚川市)だけである。」
[目次]
1.はじめに
2.上越地方の城館跡
3.上越地方のおもな城館跡
(1) 春日山城
(2) 御館
(3) 福島城
(4) 高田城
(5) 鮫ヶ尾城
(6) 箕冠城
(7) 不動山城
(8) 根知城
(9) 勝山城
(10) 直峰城
(11) 顕法寺城
(12) 猿毛城
(13) 旗持城