出版社:学習研究社
発行日:1996年6月初版
ページ数:143P
編集:碧水社
定価:1,553円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
歴史群像名城シリーズ第12弾。前半はイラストと写真がカラーで多く載っており、後半は読み物となっている。岡山城の入門書としてはこれ1冊で十分であろう。現在入手が困難なのが残念。
[目次]
カラー特集
空から見た岡山城現況
「備前国岡山城絵図」
岡山城跡現状案内図
岡山城本丸現況
岡山城本丸鳥瞰復元図
岡山城本丸表向御殿見取図
岡山城天守現況
岡山城天守断面復元図
三氏が築いた石垣
今に残る池田氏の名園 後楽園
残された岡山城の絵図
岡山藩学校と閑谷学校
第一章 岡山城 その様式を探る
関ヶ原以前の様式を伝える天守
実測図から見た天守の構造
壮大であった本丸御殿
多彩を極めた櫓と城門
築城の歴史を語る縄張
第二章 岡山城を掘る
岡山城の前身、石山の城と周辺の城
本丸中の段を掘る
二の丸・三の曲輪を掘る
第三章 岡山城 歴史と城下町
宇喜多直家の岡山城創築
宇喜多秀家による岡山城の完成
悲運の城主、小早川秀秋
利隆・忠継の兄弟で守護した岡山城
池田忠雄の岡山城改修
藩政を確立した池田光政
岡山城下町の変遷
池田綱政とその後の歴代藩主
後楽園 造庭の経緯と特色
古写真が残した岡山城