編集・発行:富山県埋蔵文化財センター、福岡町教育委員会
発行日:1995年3月
ページ数:46P+図版28P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「石名田木舟遺跡は、能越自動車道の建設に伴う分布調査において遺跡の存在が認められたもので、その範囲は隣接する小矢部市にまたがる広範囲なものです。当町にインターチェンジが建設されるのに伴い、そのアクセスとして県道の改良工事が実施されることになり、工事に先立つ記録保存調査を実施することとなったものです。」
天正地震にて崩壊した木舟城の城下町の発掘調査です。通常文章の途中に挿入される図が図版前にまとめられているので少々読みづらい構成ですね。
[目次]
Ⅰ 序章
1 遺跡の位置と環境
2 調査に至るまでの経緯
3 調査の経過
Ⅱ 調査結果
1 古代
2 中世
3 瓦塔と仏具など
Ⅲ 調査の成果
1 奈良三彩などの分析結果
2 瓦塔等
3 地震跡:噴砂遺構について
4 遺跡全体と今回調査区とのまとめ
Ⅳ 研究成果
1 石名田木舟遺跡出土の瓦塔と宗教遺物について
2 瓦塔にまつられた仏像
3 石名田木舟遺跡出土の瓦塔について
4 石名田木舟遺跡出土奈良三彩分析結果
5 石名田木舟遺跡地震跡