編集・発行:城郭談話会
発行日:2000年7月31日初版
ページ数:175P
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、特集として”ソウル大「倭城図」と韓国の倭城研究”を組んだが、報告部分は城郭談話会の第10回倭城址踏査会の成果による。」
書評:
城郭談話会の「倭城の研究」第四号。5号まで発行されている。現地の写真と縄張図により、研究書のような体裁となっている。2号以下は岩田書院の「雑誌」コーナーで購入できる。
岩田書院
[目次]
第1章 南海倭城の遺構と遺物
南海倭城と「征倭紀攻図巻」
南海倭城の縄張り
南海倭城の石垣
南海倭城についてのフラクタル解析の試み
南海倭城の瓦類
南海倭城の滴水瓦
第2章 ソウル大「倭城図」と韓国の倭城研究
ソウル大学校所蔵の倭城図について
韓国における倭城研究の現状と課題
第3章 研究ノート
釜山倭城の縄張りについて
東三洞倭城について
倭城天守台実測概報
安骨浦倭城表採陶磁器
壱岐・対馬の城 -勝本城と清水山城-
壬申倭乱に関する絵画