編集・発行:都城市教育委員会
発行日:1998年3月31日
ページ数:56P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「当地の支配権をめぐって、中世から近世初頭には、激しい勢力抗争が繰り広げられましたが、市内にはその遺構として、城跡や館跡が数多く残されています。近年、さまざまな土地開発によって、それらの貴重な遺跡が破壊の危機にさらされています。そういった現状を踏まえ、都城市教育委員会では平成2年度から、市内の主要な中世城郭の縄張り調査と航空写真撮影を実施しているところです。本書はこれらの中世城館の現状についての調査報告書でありますが、今後、遺跡の保護をはじめ地域史研究のためにご活用いただければ幸いです。」
旧都城市を対象とした中世城館報告書です。この地方の城郭の特徴である複数の独立した郭を縄張図や写真から見ることができます。都城市教育委員会文化財課で購入できます。郵送販売もできます。
都城市文化財課 販売図書ホームページ
[目次]
Ⅰ.都城市における中世城館の立地
Ⅱ.都城市の中世城館一覧
Ⅲ.主要城館解説
1.都之城跡
2.龍峯寺城跡
3.大岩田城跡
4.新宮城跡
5.梅北城跡
6.池平城跡
7.六ヶ城跡
8.安永城跡
9.野々美谷城跡
10.志和池城跡・森田陣跡
11.上大五郎遺跡
12.胡麻ヶ野城跡
Ⅳ.都城市の中世城館関係文献一覧