グスク文化を考える 世界遺産国際シンポジウムの記録

グスク文化を考える 世界遺産国際シンポジウムの記録
出版社:新人物往来社
発行日:2004年4月初版
ページ数:478P
編集:今帰仁村教育委員会
定価:2,200円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
2004年1月17日の世界遺産国際シンポジウム「グスク文化を考える」の講演内容をまとめたものです。グスクを研究される方は必携の1冊です。
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[目次]
第Ⅰ章 世界遺産登録の意義とグスク研究の新展開
1 沖縄のグスク調査と整備
2 世界史における琉球・沖縄
第Ⅱ章 東アジアの城郭遺跡を比較して
1 沖縄(琉球国)のグスク(城)研究略史
2 日本列島の中のグスク
3 東アジアの城郭の比較
4 中国の城郭都市
5 パネルディスカッション
第Ⅲ章 北山の世界と今帰仁グスクの歴史
1 北山文化圏への構想
2 今帰仁グスクと山原の主なグスク
3 考古学からみる今帰仁城跡の歴史
4 今帰仁城跡の考察
5 民族祭祀からみたグスク -今帰仁グスクを中心にして-
6 今帰仁グスクが抱えたムラ
第Ⅳ章 グスク調査の最新成果
1 奄美・赤木名グスクの時代背景
2 グスク時代開始期の掘立柱建物についての一考察
3 グスクにおける石積み囲い内の構造について
4 先島諸島におけるグスク時代煮沸土器の展開とその背景
5 カムィヤキ古窯の技術系譜と成立背景
6 沖縄出土の貿易陶磁の問題点
7 考古学からみた沖縄諸島の遊戯史
8 沖縄諸島縄文時代晩期人および近世人は何を食べたか
9 沖縄出土の本土系瓦質土器について
10 遺跡出土の「茶道具」からみた茶道の展開