発行:青梅市教育委員会
発行日:1990年3月31日
ページ数:224P
編集:青梅市郷土博物館
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本報告書は、東京都青梅市が昭和55年4月1日から56年3月31日、及び昭和63年4月1日から平成元年3月31日までの2期にわたって青梅市中世城館調査団に委託して実施した中世城館趾の調査結果をまとめたものである。」
モノクロページのみであるも、参考文献を多数参考にしながら、各城丹念にその構造と歴史を記述している。中世城館ということで、全国的にメジャーとは言えないが、多摩地方の中世城館を調査するのであれば持っていても良い一冊であろう。巻末の田中氏の鳥瞰図イラストもなかなか美しい。
本書は、青梅市郷土博物館に郵送で申し込むこともできます。その場合は3000円分の定額小為替(手数料300円)と340円分の切手を送ります。随分前の書籍なので新本とはいえ、箱には経年シミが出てきていました。
青梅市郷土博物館 刊行物ホームページ
[目次]
第1章 城館跡の解説
青梅市の城館跡概説
勝沼城
楯の城
辛垣城
西城
枡形山城
御岳城
尾崎柵
浜竹柵
下長淵館
下村堀の内
藤橋城
今井城
今井堀の内
報恩寺
常盤屋敷
高山屋敷
成木堀の内
久下氏館
第2章 城郭用語解説
第3章 文献案内
第4章 城館跡及び周辺の鳥瞰図集