発行日:1996年12月
ページ数:100P
著者:南龍雄
定価:不明 自費出版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「古代より、能美平野から国府-滓上川の河合-中峠-三坂峠-山内-白山への道が、白山宮加賀馬場の禅定道であった。それが三坂越であり、能美平野から梯川支流の滓上川の河合を経て、三坂峠を越え、大日川の河谷・鳥越村(現石川郡)へ出る道筋(国道360号線)である。」
自費出版による石川県三坂越周辺の城塞に関する書籍です。図書館で借りて、一部コピーを所有している。
[目次]
Ⅰ 三坂越と滓上川流域の城塞群の概要について
1.旧能美郡軽海郷の地形図
2.三坂越と滓上川流域の城塞群についての概要
Ⅱ 三坂越と滓上川流域の城塞群について
1.推定・仏ヶ原城
2.岩淵城
3.城後山の陣営
4.城端山の狼煙台
5.岩倉城
6.中峠城塞群
7.三坂峠
8.二曲城
9.中城
10.鵜川陣営
Ⅲ 鍋谷越、三谷越、五十谷越の山城群について
1.鍋谷城
2.池城の砦
3.江指城
4.日谷城図
Ⅳ 滓上川流域・三坂越の山城の形成について
Ⅴ 能美郡軽海郷を中心とした一向一揆の山城の創築・改修・現在の遺構について
Ⅵ 滓上川流域を中心とした能美郡軽海郷の領主(支配権)と山城の形成について
Ⅶ 研究を終えて