出版社:吉川弘文館
発行日:2008年1月初版
ページ数:289P
著者:宮島敬一
定価:2,100円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「北近江を舞台に、亮政・久政・長政と三代にわたる繁栄を誇った戦国大名浅井氏。『国衆』から下剋上して領国支配を展開。小さな戦国大名でありながら織田信長と互角に戦い、軍事的に敗れはしたが、畿内近国ゆえに中央政治史に大きな影響を与えた。北近江の地域社会が生んだ戦国大名浅井氏の足跡から浮かび上がる、新たな戦国大名像とその時代を描く。」
数少ない戦国北近江を支配した浅井氏の本。引用書が書かれていて非常に参考になります。
[目次]
第一 浅井氏の登場 -「江北記」の世界-
第二 浅井亮政の時代
第三 浅井久政の時代
第四 浅井氏権力の形成 -京極氏から浅井氏へ-
第五 浅井長政の登場
第六 浅井長政と織田信長
第七 浅井長政と対信長包囲網
第八 浅井氏の終末
むすびにかえて
浅井氏系図
小谷城図
近江全図
略年譜