出版社:雄山閣出版
発行日:2001年3月初版
ページ数:296P
著者:藤田達生
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「政治改革を断行する信長と、守旧派勢力との壮絶な暗闘。光秀単独実行説が否定されつつある今、新たな視点からクーデターの原因を検討し、信長が生涯をかけて取り組んだ政治改革の本質とは何であったのかを追究する。」
[目次]
はじめに
第一章 終わりに生まれた近世 -環伊勢海政権の成立-
1 信長と室町幕府体制
2 戦略としての流通支配
3 独裁者の軍隊
4 環伊勢海政権の時代
第二章 公方から天下へ -信長の政権構想-
1 天下観の変容
2 天下人の城郭
3 ホロコースト
第三章 クーデターの実像 -信長と義昭-
1 天下一統前夜
2 本能寺の変
3 光秀の誤算
第四章 秀吉の天下 -下剋上の果てに-
1 天下分け目の戦い
2 近世国家の自立
3 信長の後継者
4 豊臣大名織田氏
むすび
あとがき
織田信長関係年譜