編集・発行:第8回播磨考古学研究集会実行委員会
発行日:2007年1月31日
ページ数:208P
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回のテーマは中世城館を取り上げます。近年、多くの城館に関して精力的な考古学の調査成果や縄張り研究によって、その実像が明らかになってきています。播磨でも置塩城・坂本氏城・三木城・端谷城などの発掘調査が行われ、大きな注目を集めています。今回は播磨の全調査成果を集成した資料集を作成し、各研究報告とシンポジウムを通して、”今”多くの成果から明らかにされつつあるのか、播磨の中世城館から探ってみたいと思います。」
2007年2月4日に姫路市教育会館で開催された講演会の記録集。中世城館の発掘調査の状況、縄張図が多く載っていて参考になります。北九州中国書店で購入できます。
播磨の考古学ぽーたる(播磨考古学研究集会)
北九州中国書店ホームページ
[目次]
基調講演
播磨の中世城館における縄張りからの年代観
播磨の中世土師器の様相
事例報告
城山城
建物の変容からみた城館遺跡
姫路の15世紀の居館と集落
資料集
1.縄張り掲載文献一覧
2.播磨の中世城館発掘調査事例