出版社:新人物往来社
発行日:1994年3月10日初版
ページ数:283P
編者:佐藤宗諄
定価:1,748円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「古代豪族の居館と古墳、そして人々の生活はどうだったのか。古代国家の実像を城をテーマにはじめて探る。」
当時の古代史の最前線の方々による論文集。古代国会の軍事的施設の意義と、城とは何か、ということを問い直す内容となっています。
[目次]
なぜいま「古代国家と城」なのか-序説にかえて
環濠集落と高地性集落
古代豪族の居館
朝鮮式山城
古代都市 -宮から京へ-
新城「大宰府」の成立
古代国家と東北の城柵
鈴鹿関と不破関-壬申の乱とかかわりをめぐって
国衙と郡家 -地方官衙の構造-
あとがき