編集・発行:久留里城再建協力会
発行日:1979年4月初版、2000年7月三版
ページ数:255P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
地元の有志により編纂された久留里城の歴史。詳細な部分まで調べられていて地元に対する郷土愛を感じずにはいられない。その熱意により模擬天守や資料館を完成されてしまうのは、年表はその資料館完成までを掲載する。
[目次]
前編 久留里城の沿革
古代
一 久留里城 創始の伝説
二 伝説から史実へ
中世
一 室町時代における関東の情勢
二 武田時代
三 里見時代
近世
一 大須賀氏時代
二 土屋氏(三代)時代
三 酒井氏時代
四 黒田氏時代
近代
一 明寺維新と久留里城
二 久留里城 近隣の諸城
三 当地方の川越藩領石高
久留里城の遺構について
一 久留里城 城主並びに城郭変遷の概観
二 久留里城に関する立地諸条件の考察
三 時代推移と久留里城郭構造の変遷
四 久留里城本丸跡及び二ノ丸跡の遺構発掘調査の記録
後編 経済と文化
一 久留里地方の経済状況(明治末期より大正初期にかけて)
二 奥上総の交通運輸
三 久留里藩学制
四 久留里に於ける私学
五 明治維新と久留里地方の地方自治
六 久留里藩ゆかりの人々
七 民話と伝説
八 俚謡と歌
資料編