編集・発行:石川県郷土史学会
発行日:2006年12月3日初版
ページ数:148P
定価:2,000円(税込) ?
オススメ度:★★★☆☆
書評:
毎年一冊ずつ発行される石川郷土史学会の会誌。会員の方による17本の論考を掲載する。興味ある論考が並ぶが、注目は安達正雄氏による「飛騨帰雲城主内ケ嶋氏の史実を探る」である。
県内の図書館で借りて一部コピーを所有しています。
[目次]
はじめに
論考
明らかになった七窪地蔵の由来
能登の平氏(総括)
愛国金沢飛行場 建設とその閉鎖
能登における「舟隠し」伝説
白山比咩神社沈金手箱について
金沢藩士と戊辰戦争 -越後・会津に派遣された藩士たち-
柴田勝家の臣溝口半之丞千熊のこと
鶴彬を生んだ風土と時代 -宿場在郷町高松について-
前田犬千代丸将軍擁立一件について 慶寧祖母お美代の方中心に
善徳寺の亮麿と洽姫
「続咄随筆」にみられる死・魂の不思議
近世の事件と落書
崇禅寺所蔵 天神縁起絵扁額の「絵解き」第二報
本阿弥光悦と俵屋宗達随想
加賀百万石前田家と槍術の人々 「寛永の危機」での利常公の英知と決断
遠藤高環、勧三朗父子周辺の系譜をたどる
飛騨帰雲城主内ケ嶋氏の史実を探る 天下大地震の土石流で城と城下町が埋没し、放置されて四百二十年に当り
資料
「加賀の狂歌師堀越佐源次とその一族」
持明院妙蓮池と持明院(四)