編集・発行:石川県郷土史学会
発行日:1999年12月5日初版
ページ数:178P
定価:2,000円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
毎年一冊ずつ発行される石川郷土史学会の会誌。会員の方による18本の論考を掲載する。興味ある論考が並ぶが、注目は大友功氏による「金沢城の惣構」である。
県内の図書館で借りて一部コピーを所有しています。
[目次]
はじめに
論考
内灘試験射場反対闘争
金沢の桜獅子
金沢城の惣構
白山山系の秘史シリーズ(そのⅢ)
浅野内匠頭刃傷事件と勅使柳原資廉について
能登の平氏(一)
「加賀国井家荘について」(その1) -その素描-
名字のふるさと 部(北陸)
張文・落文について
中世能登中居鋳物師の梵鐘
北陸が生んだ偉大な文化人の筆墨
金沢の歴史的建造物について(覚書)
耕地・農事改良の先達 渡邉譲三郎
陸軍薬剤官 大井玄洞の生涯
敗戦から五十年 伍 -総べてを見直す秋-
飛鳥人と天地創世思想 -太安万呂は後漢の張衡の心を知った-
追録・横地石太郎 スポーツにかかわることなど
宗家文庫史料に見る加賀・能登船の朝鮮漂着について
資料
「野村寛茶会記」について(其の三) 宗家流茶人との交流茶会等
森田平次著「柿園舎記談」について(三)
公卿家と加賀前田家との縁組み