出版社:新人物往来社
発行日:2006年5月初版
ページ数:181P
編者:千田嘉博、矢田俊文
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
文献・考古・地理・建築など様々な分野の研究者がそれぞれの研究成果を融合し、七尾城と金沢城というふたつの城の検証を通して、新しい戦国期の歴史像を明らかにする。本書は、学融合にもとづく新領域の開拓を目指して2005年6月17・18日に奈良大学総合研究所で開催した「能登七尾城・加賀金沢城シンポジウム」の成果をもとに、各報告者が加筆してまとめたものである。
シンポジウムの内容をまとめたものなので、記事によってはやりとりそのものを文字に起こしている。論文の発表記事なので内容的には難解なところも多い。
カテゴリー: 金沢城
名城を歩く2 金沢城 歴史街道12月特別増刊号
発行元:PHP研究所
発行日:2002年10月初版
ページ数:50P+付録 前田利家時代の金沢城鳥瞰復元図
定価:540円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
収録城郭:金沢城、高岡城、大聖寺城、松任城、小松城、府中城、龍門寺城、小丸城、一乗谷城、北庄城、丸岡城、七尾城、富山城、魚津城、松倉城
書評:
名城を歩くシリーズ第2回。写真が豊富ですが、ページ数が少ないので入門編として城郭を訪れるときに予習する、携帯する、という目的がよいでしょう。
PHPホームページ 歴史街道スペシャル「名城を歩く」
研究紀要 金沢城研究 第2号
発行元:石川県教育委員会事務局文化財課金沢城研究調査室
発行日:2004年3月初版
ページ数:68P
定価:790円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
収録城郭:金沢城
書評:
「金沢城研究調査室」の報告書第2号である。記事の本数少ないが、前号に続く石垣の変遷、金沢城絵図などがおもしろい。惜しむらくは、金沢城全域絵図がモノクロだということか。
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よみがえる日本の城8 金沢城 福井城
よみがえる金沢城 1
研究紀要 金沢城研究 第3号
発行元:石川県教育委員会事務局文化財課金沢城研究調査室
発行日:2005年3月初版
ページ数:76P
定価:510円(税込5%)
オススメ度:★★☆☆☆
収録城郭:金沢城
書評:
「金沢城研究調査室」の報告書第3号である。創刊号に比べると本数は減っているが、その文一つ一つの論文が長くなっている。復元に向けた二の丸御殿の論文が2つ掲載されている。全国的にめずらしい石垣の石切丁場の論文がおもしろい。
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研究紀要 金沢城研究 創刊号
発行元:石川県教育委員会事務局文化財課金沢城研究調査室
発行日:2003年3月初版
ページ数:78P
定価:730円(税込5%)
オススメ度:★★☆☆☆
収録城郭:金沢城
書評:
金沢城二の丸御殿復元に向けて石川県として「金沢城研究調査室」を設置した最初の報告書である。
創刊号のため、その後発行される第2号、第3号に比べ記事の本数が多い。石垣の宝庫である金沢城における石垣の分布に関する論文「金沢城石垣の変遷 1」は興味深い。
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