名古屋城秋の特別展 南蛮の美

名古屋城秋の特別展 南蛮の美
編集・発行:南蛮の美展実行委員会
発行日:1986年10月25日
ページ数:43P
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
「16世紀の半ばに、種子島にポルトガル船が漂着し、鉄砲が伝えられました。これを契機に西洋人との交流が盛んに始まり、キリスト教をはじめとして、西洋の文物が大量に日本に流入してきました。これらの文物は当時の支配者層をはじめ多くの人々がこれらを早く取り入れていき、国内には異国文化が華ひらく一時期が形成されていきました。今回の展示のなかで、外国文化が在来の日本文化に取り入れられた様を、美術工芸品などの資料から探り出すとともに、日本の文化がいかに多くの外国文化の要素を含んでいるかを知っていただく機会としていただければ幸いです。」

名古屋城天守閣で昭和61年10月25日から11月24日まで開催された特別展図録です。
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名古屋城とその周辺 日本名城全集

名古屋城とその周辺 日本名城全集
出版社:西澤弘文堂
発行日:1962年8月初版
ページ数:96P
編者:日本城郭協会
定価:500円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
日本名城全集全10巻の3巻目。名古屋城を中心に尾張の城郭を紹介している。最初の3分の1がモノクロ写真、次の3分の2が本文となる。当時の印刷としては仕方がないがあまり精度はよくないが、編集当時の写真が多く見れるという点では価値はある。
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名古屋城石垣の刻紋 続・名古屋城叢書2

名古屋城石垣の刻紋 続・名古屋城叢書2
発行元:財団法人名古屋城振興協会
発行日:1999年3月初版
ページ数:213P
著者:高田祐吉
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
名古屋城の石垣に残る刻紋(模様)を研究した書籍。刻紋は他の城でも残っているが、専門に研究した書籍は少ない。何の目的で残されたかという点は現在も議論の余地を残しているが、一つの到達点としてこの書の意味は少なくない。
名古屋城振興協会ホームページ

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