編集:福島県教育庁文化課
発行:福島県教育委員会
発行日:1981年2月20日
ページ数:40P+図版8P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「伊達郡は、仙台藩伊達氏の旧地でありその古跡が数多く存在していますが、その居城として著名なものが梁川城であり西山城であります。特に、前者は伊達氏14代稙宗が奥州守護職に補任されるや、その府城として栄えたのであります。しかし現在は、公立学校や住宅などが建ち並び往時の繁栄の姿を全てにわたって見ることはできません。今般当梁川城跡内に存する福島県立梁川高等学校が永年の希望である学校用プール建設を計画し、これによって二ノ丸土塁の一部が失われることになりました。そこで、各関係機関と協議を重ねた結果、記録保存のための発掘調査を実施することに決定いたしました。」
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カテゴリー: 城館報告書等
宮城県指定文化財 陽徳院霊屋保存修理工事報告書
編集:文化財建造物保存技術協会
発行:宗教法人 瑞巌寺
発行日:2009年3月
ページ数:48P+写真47P+図面9P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「この報告書は、宮城県指定文化財陽徳院霊屋保存修理工事に係る補助事業の一部として刊行するものです。」
陽徳院とは、初代仙台藩主伊達政宗の正室である愛姫です。その霊屋は絢爛豪華ですね。本書はその保存修理工事の報告書ですが、修理を終えた組み物はきれいですね。
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文化財総合調査 館林城調査報告書第1集 城郭図とその変遷
編集:館林市教育委員会
発行:館林市教育委員会文化振興課
発行日:1994年3月31日
ページ数:115P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「地域文化の見直しが求められている今日、館林城の歴史についてはこれまで多くの方々のご研究により語られてまいりましたが、再び史実に基づいた歴史を明らかにしようとする声が高まり、本市では平成元年度から館林城調査委員会を設け、城郭図や古文書を中心とした文献調査を実施し、このたびその調査結果の一部をまとめることができました。今回の調査では、これまで未公表の城郭図などが新たに調査された他、越智松平家の膨大な史料により館林城再築の経緯がより明らかになり、城の整備、修築が大名家の重要な責務であったことがうかがえます。」
館林城の城郭図を蒐集して、その構造から城の変遷を調査している。
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特別史跡基肄城跡 保存管理計画策定書 基山町文化財調査報告書第4集
菅谷地区内遺跡範囲確認調査報告書 川原遺跡・小出館跡・寺内館跡 新発田市埋蔵文化財調査報告第3
竹橋門 江戸城址北丸竹橋門地区発掘調査報告
編集:東京国立近代美術館遺跡調査団
発行:東京国立近代美術館遺跡調査委員会
発行日:1991年5月6日
ページ数:523P+図版125P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
東京国立近代美術館の地価収蔵庫を新設するにあたり調査されたもの。10年もの長期間に渡った発掘調査であったようで、本書もとても分厚い。その分、書名となっている近世の竹橋門だけでなく、その前史時代の遺構遺物も詳細に調査され掲載されている。発掘調査にあわせ、文献調査も行われており、竹橋門地区における総合的調査報告といえる。
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四五迫城跡 新市町文化財調査報告第5集
編集・発行:新市町教育委員会
発行日:1992年3月31日
ページ数:198P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「近年のゴルフブームを背景に、新市町に計画された「大佐山カントリークラブ(仮称)」は、町民が日々仰ぎ見ている大佐山丘陵に造られますが、ここには郷土で語り伝えられてきた城跡がいくつか存在しています。今回、ゴルフコースの設計変更が困難な「四五迫城跡」地区について、発掘調査を実施して詳細を確認することとし、約9ヶ月の調査を終了したので、その成果をここに公にするものです。」
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三納城跡・穂北城跡 西都市埋蔵文化財発掘調査報告書第24集
編集・発行:西都市教育委員会
発行日:1998年3月
ページ数:52P+図版7P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「今回の調査では、いずれの城跡からも築城時のものと思われる虎口をはじめ掘立柱建物跡及びピット群などが検出されました。いずれにしても、城跡の性格・機能を考えるうえでは極めて重要な遺構・遺物の検出であり、大きな成果をあげることができました。」
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長生の城
発行日:1991年3月
ページ数:80P
著者:小高春雄
定価:不明 私刊
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は千葉県長生郡市内1市5町1村内に所在する城跡の調査報告書であり、小高氏自身が調査、執筆、編集を行っている。城跡についてひとつひとつ縄張り図を作成しながら、その城に関連する伝承を時代比較して検証している。
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原子城跡 五所川原市埋蔵文化財発掘調査報告書第17集
編集・発行:五所川原市教育委員会
発行日:1995年3月31日
ページ数:27P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「原子城跡は、五所川原市大字原子の八幡宮の西側に位置し、市内で確認されている8つの城館跡の中の1つとなっています。本報告書は、五所川原市史の編纂事業の一環として、中世史解明の手掛かりを得るために発掘調査した結果をまとめたものです。調査の結果、縄文時代前期・中期・後期、平安時代、室町時代の遺物や遺構が確認されました。」
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