編集・発行:四国城下町研究会
発行日:2006年6月10日
ページ数:544P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「今回の研究会では、「近世の屋敷境とその周辺」がテーマである。具体的には、各地の発掘調査から検出された近世の屋敷境界施設について、特に武家屋敷を中心として、その形態・構造を地域性・階層性・年代性の点から比較検討し、史料からのアプローチも含めて、近世の屋敷境界の実態に迫る。また境界に連続・附帯する道路・上下水道や、境界近くに存在する信仰・祭祀等に関係すると思われる遺構・遺物を合わせて検討し、区画・境界の機能的意味と精神的意味を考える。」
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カテゴリー: 城館報告書等
富山城跡発掘調査報告書 総曲輪四丁目・旅籠町地区優良建造物等整備事業に伴う富山城下町の発掘調査報告 富山市埋蔵文化財調査報告39
編集:富山市教育委員会
発行:富山市教育委員会
発行日:2010年1月31日
ページ数:92P+図版16P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「総曲輪四丁目・旅籠町地区優良建築物等整備事業は、平成19年に国の第一号認定を受けた富山市の「中心市街地活性化基本計画」に位置づけられた「街なか居住推進事業」の一翼を担う施設として、富山県では初めてとなる特定業務代行者制度を活用して進めてきた事業です。このたび本事業の建設工事にあたり、この地より先人たちが育んできた貴重な文化遺産が数多く発掘されたことは、我々地権者にとりましても誠に感慨深いものがあります。」
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富山城跡発掘調査報告書 市内電車敷設工事に伴う発掘調査・工事立会調査 富山市埋蔵文化財報告書36
富山城跡発掘調査報告書 総曲輪通り南地区第一種市街地再開発事業に伴う富山城下町の発掘調査報告 富山市埋蔵文化財調査報告13
編集:富山市教育委員会
発行:富山市教育委員会
発行日:2006年12月25日
ページ数:160P+図版55P+CD-ROM1枚
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「神通川縁に築かれた富山城とその城下町は、戦国時代以来越中の中心地として佐々成政や加賀前田氏が整備し、富山藩が継承して県都の礎となってきた遺跡であります。このたび、総曲輪通り南地区市街地再開発事業に伴い、富山城下町の中心部における発掘調査を実施しましたところ、江戸時代初期から幕末までの富山藩家臣屋敷や町屋に関わる各種の遺構を確認しました。特に武家屋敷の遺構は、複数の城下町絵図に描かれた地割とよく一致し、また実在した家臣名を記した木札が出土するなど、武家屋敷の変遷が歴史資料の記すとおりに把握されたことは、富山藩や城下町の歴史を明らかにする上で、たいへん貴重な学術的成果といえます。」
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松波城跡 昭和54~56年度発掘調査概報
大坂城跡の発掘調査1 大阪城跡発掘調査概要2
編集:鋤柄俊夫、中村敦磯、合田幸美、清喜裕二
発行:大阪文化財センター
発行日:1987年3月31日
ページ数:86P+図版17P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は平成2年度に実施した大坂城跡発掘調査の概要報告書である。大坂城跡の調査としてはこれまでで最も広い面積の調査となり、地表面より8mも低い豊臣期の面を安全に調査するために、土留めの工事も大規模なものとなった。」
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清洲城下町遺跡Ⅰ 田中町地区発掘調査報告 清洲町埋蔵文化財調査報告Ⅰ
編集・発行:清洲町教育委員会
発行日:1987年3月31日
ページ数:42P+図版8P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本丸部分だけでなく、「城」と「城下町」全体が遺跡として認識されはじめたのは、近年になってからであり、最近では、名古屋環状2号線の建設、あるいは五条川の改修に先立つ発掘調査も実施され、重要な発見も相次いでいます。今回の調査は、大和製本の社屋移転に伴い実施されたものですが、対象地点は、五条川を挟み、本丸推定地の対岸にあたる場所であり、発掘の結果でも、護岸の杭列を有する大溝が発見されるなど、清洲城とその城下町の構造を解明する上で、多大な成果を上げることができました。」
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史跡小田原城跡 二の丸中堀Ⅱ 史跡整備事業に伴う発掘調査の概要 小田原市文化財調査報告書第48集
編集・発行:小田原市教育委員会
発行日:1994年3月31日
ページ数:82P
定価:800円
オススメ度:★★★☆☆
「発掘調査とそれに続く石垣復原工事は平成4年春をもって無事終了し、江戸時代の美しい水堀によみがえりました。今回報告いたします概報Ⅱはその続編に当たり、昭和63年から平成3年にかけて行われた発掘調査の概要です。」
巻頭の口絵にある障子堀の写真は当時の様子がよく分かります。
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史跡小田原城跡 二の丸中堀Ⅰ 史跡整備事業に伴う発掘調査の概要 小田原市文化財調査報告書第45集
編集・発行:小田原市教育委員会
発行日:1993年3月31日
ページ数:53P
定価:600円
オススメ度:★★★☆☆
「昭和58年以来続けられてきた発掘調査の成果は、戦国時代の障子堀が堀の底に隠されているのが発見されるなど、目を見張るものばかりで、それらの発見を報ずる報道を何度か御覧になった方もおられることと思います。昭和62年から開始された江戸時代の姿への復原作業は、こうした数多くの成果を盛り込みつつ進めてきたわけですが、この報告書が刊行されるころには工事も一応の完成を見て、二の丸中堀は元の美しい水堀の姿に戻っていることと思います。今回は昭和58年から昭和62年にかけて行われた発掘調査の概要をまずお知らせすることにいたしました。」
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