編集:福井県立恐竜博物館
発行:福井県立恐竜博物館
発行日:2012年7月6日
ページ数:116P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「平成24年度の福井県立恐竜博物館特別展「翼竜の謎-恐竜が見あげた「竜」」では、恐竜時代に空を飛んでいた翼竜について紹介いたします。翼竜は、初めて空を飛んだ脊椎動物であり、白亜紀の最後には翼開長10m以上の史上最大の飛行生物となりました。翼竜は恐竜ではありませんが、恐竜と最も近縁な動物と考えられていて、恐竜とほぼ同じ三畳紀後期から白亜紀の終わりまで繁栄していました。」
翼竜の研究最前線がよく分かります。雌雄の区別、離陸の方法、着陸の方法など翼竜がよくわかります。
カテゴリー: 恐竜・ダイナソー
新説恐竜の成長 平成23年特別展図録
編集:福井県立恐竜博物館
発行:福井県立恐竜博物館
発行日:2011年7月7日
ページ数:117P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回の特別展は、米国モンタナ州立大学付属ロッキー博物館監修のもと、成長にともなって、姿が大きく変化する恐竜たちを紹介いたします。モンタナ州で発見された素晴らしい恐竜化石の数々と、著名な恐竜学者であるジャック・ホーナー博士をはじめとするロッキー博物館スタッフの、長年の研究によって解き明かされた科学的根拠に基づく「全く新しい仮説」についてご覧いただきます。「ホーナー博士の新しい恐竜観」とも言える内容であり、恐竜についての「常識」とは異なる解釈もでてくるので、きっと驚かれるかもしれません。しかし、これこそが「科学のおもしろさ」なのです。」
トリケラトプスの成長の過程はとても衝撃的な内容です。恐竜好きには必見です!!
開館10周年記念特別展 アジア恐竜時代の幕開け -巨大恐竜の進化-
編集・発行:福井県恐竜博物館
発行日:2010年7月7日
ページ数:122P
定価:800円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回の開館10周年記念特別展では「アジア恐竜時代の幕開け」と題し、現在、最も”熱い”恐竜研究の場所であるアジアで、竜脚類という巨大な恐竜に焦点をあて、そのルーツと進化のようすを紹介いたします。中でも、中国やスウェーデンから、日本初公開となる貴重な標本を借用し、展示することができました。」
現在開催中の福井県恐竜博物館10周年記念特別展の図録。貴重な恐竜化石の数々、博物館10年のあゆみなど見どころいっぱいです。特に、最近新聞報道された初めて日本名をつけた竜脚類「フクイティタン」の化石が本として初公開となっています。
恐竜のくらした森 恐竜は花を見たか?
編集・発行:福井県立恐竜博物館
発行日:2009年7月
ページ数:96P
定価:800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
同博物館の2009年夏の特別展の図録。恐竜時代の植物の進化についての展示であるので、図録も植物の化石を中心に掲載している。イラストも多く掲載されているので、植物の進化が大変わかりやすい
福井県立恐竜博物館ホームページ
フクイサウルス [復原モデル]・[全身骨格]
発売:福井県立恐竜博物館
発行日:2008年6月
販売元:ノムラデペロップメント
造形企画制作:海洋堂
原型制作:荒木一成
定価:各1,200円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
評価:
フクイラプトルに引き続き、日本ではじめて全身骨格が復元された恐竜であるフクイサウルスがついに発売されました。原型は学研の「恐竜骨格モデルシリーズ」も担当している恐竜造形の第一人者荒木一成氏、造形はフィギュア造形では有名な海洋堂と夢のコラボレーションによる福井県立恐竜博物館オリジナルモデル第二弾です。
当博物館は恐竜の全身骨格を数多く展示していますので、大人も子供も1日中楽しめます。本グッズは博物館ミュージアムショップで購入できます。遠方のため行けない方は博物館ホームページのネットショップから購入できます。ミュージアムショップでは後援会会員(ダイノメイト)になると一割引で購入できますよ。フクイサウルスの販売と同時にここにも値上げの波が・・・、第一弾フクイラプトルは1,200円に値上げされていました。
絶滅期の恐竜と新時代の生き物たち
編集・発行:福井県立恐竜博物館
発行日:2008年7月
ページ数:127P
定価:800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
同博物館の2008年夏の特別展の図録。恐竜の絶滅は巨大隕石によるものという説は有名であるが、墜落前の恐竜、直後の動物の化石を見たことのある人は少ない。有名であるがなかなか展示されないK/T層前後の化石を多数掲載する。
福井県立恐竜博物館ホームページ
石川県白峰村桑島化石壁の古生物 -下部白亜系手取層群桑島層の化石群-
編集・発行:白峰村教育委員会
発行日:2000年3月25日
ページ数:278P
定価:不明
オススメ度:★★★★☆
書評:
「林道『桑深線』中の桑島化石壁を通る部分は、落石が多発しており長らく通行止めとしていました。しかしこの村道は村民にとって重要な生活道路であり、また非常時の国道157号線の迂回路でもありましたので、多くの方に大きな不便をあたえていました。従いまして、交通確保のための桑島化石壁区間の道路改良案として『手取川の桂化木産地保存対策委員会』において、トンネル案が適当であるとされ、平成8年石川県土木部において『特別豪雪地域代行事業』の採択を得て、平成9年トンネル掘削に至りました。しかしながら本事業の実施による掘削土中には多種の動植物化石の産出が予想されるため、今回の『手取川流域の桂化木産地』調査を行うこととなりました。そして、おかげさまでこの平成9年から11年の3年間の調査を通じて貴重な化石標本が次々に産出され、多大なる成果を上げることができました。」
地元石川県の白峰村(現白山市)は県内唯一、化石が多く産出されます。本書はトンネル工事で行われた報告書ですが、実にたくさんの化石が見つかっています。自分としては、植物よりも動物化石が見つかっているのがうれしいです。まだまだお隣の福井県のような肉食恐竜の骨格までは見つかっていませんが、今後に期待です。
世界最大の翼竜展 恐竜時代の空の支配者
発行:朝日新聞社
発行日:2007年3月初版
ページ数:91P
編者:朝日新聞社事業本部文化事業部
定価:1,200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本展覧会では、世界最大の翼竜ケツァルコアトルスをはじめ、日本初公開・世界初公開をふくむ約100点の化石などを一堂にあつめて公開します。恐竜をテーマにした展覧会は今までに何度も開かれていますが、『翼竜』をテーマにした本格的な展覧会は日本では初めてでしょう。」
朝日新聞社の主催で2007年から北九州市、大阪市、長崎市で開催され、現在名古屋市で開催中の展覧会の展示パンフレットです。6月15日までは名古屋市、6月28日からは東京の日本科学未来館で最終展覧会が開催されます。本書にも数多くの化石やきれいなイラストが掲載されていますが、ぜひ展覧会で実物の化石を見て下さい。鳥よりも圧倒的に大きな翼竜の魅力を感じることができる展覧会です。
世界最大の翼竜展ホームページ
*展覧会の終了後はホームページはなくなっている可能性があります。
国際恐竜シンポジウム2008 予稿集 アジアの恐竜研究最前線
編集・発行:福井県立恐竜博物館
発行日:2008年3月19日
ページ数:68P
定価:当日参加者配布
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2008年3月22日・23日に開催された「国際恐竜シンポジウム2008」で配布された資料集です。当日はロシア、中国、モンゴル、タイ、韓国、カナダ、日本と多彩なスピーカーによる研究の最新情報が報告されました。
フクイラプトル [復原モデル]・[全身骨格]
発売:福井県立恐竜博物館
発行日:2006年7月14日
販売元:ノムラデペロップメント
造形企画制作:海洋堂
原型制作:荒木一成
定価:各1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
評価:
フクイラプトルは日本で見つかっている獣脚類のなかで、唯一全身骨格が復元されている恐竜です。原型は学研の「恐竜骨格モデルシリーズ」も担当している恐竜造形の第一人者荒木一成氏、造形はフィギュア造形では有名な海洋堂と夢のコラボレーションによる福井県立恐竜博物館オリジナルモデルです。当博物館は恐竜の全身骨格を数多く展示していますので、大人も子供も1日中楽しめます。本グッズは博物館ミュージアムショップで購入できます。遠方のため行けない方は博物館ホームページのネットショップから購入できます。ミュージアムショップでは後援会会員(ダイノメイト)になると一割引で購入できますよ。