編集・発行:名古屋市博物館
発行日:1992年3月31日
ページ数:51P+124P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「このテーマは、1988年に当館にて開催した特別展『考古学の風景 名古屋における発見と調査のあゆみ』を契機として構想、展開したものであり、就中、発掘調査を実施していない当館にあっては、発掘調査によらない、博物館施設固有の調査研究活動の一つのスタイルを提示するものと言ってよいでしょう。」
瓦礫舎により江戸時代に収集された古瓦の影印を収録した本「古瓦譜」が全国各地の瓦の紋が見れて面白い。名古屋市博物館で販売されていたが、現在は絶版です。古書で購入しました。
名古屋市博物館 出版物ホームページ
カテゴリー: 東海
特別展 信長・秀吉の城と都市
編集・発行:岐阜市歴史博物館
発行日:1991年7月26日
ページ数:206P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近年、信長・秀吉時代の遺跡の発掘調査が数多くおこなわれるようになり、文献史料とは違った形で、往時の歴史を語れるようになりました。本展では、近年の動向をふまえ、信長そして秀吉にかかわりのある城郭資料を中心に展示することにしました。」
本書は、平成3年7月26日から9月8日まで岐阜市歴史博物館で開催された特別展図録です。カラーは少ないですが、岐阜城、安土城、大坂城の発掘調査を中心に紹介されています。現在織田信長の居館発掘調査で注目されている岐阜城下町の復元イラストが掲載されています。
はままつ城めぐり
編集・発行:浜松市博物館
発行日:2006年7月8日
ページ数:48P
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「合併した浜松市の城館のうち、約30例について、最新成果を紹介したガイドブック。」
展示図録として作成されたもののようだが、浜松周辺の城を訪ねる際は携帯もでき参考になるであろう。しかし、探訪コースの地図がわかりにくいので地図を携帯することも必須ですよ。
浜松市博物館展示解説書ホームページ
伊勢松坂城及び其の城下町
編集・発行:飯南多気郷友会
発行日:1933年9月15日
ページ数:36P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今日三重県の都市として、最も輝かしかるべき未来を持っているものは、松阪市である。松阪は元来松坂城の城下町として建設されたものであるが、後にはそれが商業都市として、目ざましい活躍を為すに至った。ただこの光栄ある大松阪市の基礎が果して何人によって築かれたかということになると、今日の松阪人の多くは、存外無関心であるらしい。偉大なる未来を有する松阪人は、市制施行の祝福すべき日に当り、須らく頭を回らして、自己の市の古へを顧るだけの心の余裕を持たなければならない。」
戦前の古い本である。松阪に城下町が開けた経緯を書いている。旧字体もあって読みづらいところもあるが、当時の貴重な写真も巻頭に4枚収録されている。表紙はご覧のとおり汚れているが、松阪市の歴史を知る上では、貴重な本ではなかろうか。
岡崎城 城と城主の歴史
編集・発行:岡崎市
発行日:2000年3月第二版
ページ数:40P
定価:610円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は岡崎城と城主のガイドブックです。岡崎城の遺構や発掘調査の様子も掲載されているが、現在の岡崎城を探索するためのガイドとしては物足りないです。簡潔で参考になる小冊子なので購入して損はないでしょう。
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特別展 本多家とその家臣団 付 本多家臣略系譜
編集・発行:岡崎市
発行日:2000年3月第二版
ページ数:102P
定価:2,040円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「この冊子は、平成5年10月23日から11月23日までを会期とする特別展の解説図録であるとともに、同展参考資料として岡崎市郷土館所蔵の和田家文書に含まれる本多家臣団略系譜(仮称)を翻刻紹介するものである。」
三河武士のやかた家康館書籍販売ホームページ
特別展 酒井忠次とその子孫たち
編集・発行:岡崎市
発行日:2000年3月
ページ数:31P
定価:1,260円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「江戸幕府の開祖徳川家康の重臣酒井忠次は常に沈着で的確な判断と才覚により、その生涯において数々の武功をあげ、家康から特に厚い信頼を得ておりました。本展では、家康とともに歩み、幕府創設に顕著な偉功を立てた忠次の栄えある遺品を中心に、明治維新まで酒井の名声を受け継いだ子孫の足跡についても合せて展示紹介いたします。」
三河武士のやかた家康館書籍販売ホームページ
三河武士のやかた家康館 常設展示解説書
編集・発行:岡崎市
発行日:1994年4月
ページ数:69P
定価:1,050円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、三河武士のやかた家康館常設展示の解説書として作成されたものです。三河武士のやかた家康館常設展では、三河における足利氏の時代からはじまり、家康が世を去るまでの約400年間を、8つの時代テーマで区切って展示紹介しています。本書は、この常設展示の内容構成に沿うとともに、一部内容を補って作られています。」
フルカラーで松平氏の由緒についてわかりやすく解説されています。
三河武士のやかた家康館書籍販売ホームページ
江戸時代の城下町西尾
編集・発行:西尾市資料館
発行日:1993年3月15日
ページ数:13P+附図29枚
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、元治元年頃の西尾城・城下町を想定して作成した平面図・等角立体図等で、二十九図を収録した。本書の原図は、菅是敬氏が七年の歳月をかけて調査・研究し、製図されたもので、同氏のご厚情とご指導により、西尾市教育委員会が刊行するものである。」
モノクロ絵図であるが、古図より書き起こした立体図は往時を彷彿とさせるもので秀逸である。昨年の夏、西尾市資料館で購入しました。残部も少ないようなので早めにどうぞ。
西尾市教育委員会発行刊行物ホームページ
大給松平氏と城郭絵図
編集・発行:西尾市資料館
発行日:2001年3月30日初版、2006年6月20日第二版
ページ数:40P
定価:800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「大給松平氏の各地への転封により、普請奉行の手には任地の城郭絵図が残されている。これらは城の補修などのために幕府に届けた控の図や家臣団の屋敷配置図であった。また、これを製作するための下絵図的なものもある。本書では大給松平氏の転封の様子を『家譜』から引用するとともに、これらの図面を紹介することにする。」
全23の城図が掲載されている。昨年の夏、西尾市資料館で購入しました。
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