越前・朝倉氏関係年表 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館古文書調査資料3

越前・朝倉氏関係年表 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館古文書調査資料3
編集・発行:福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行日:2010年2月20日
ページ数:229P
定価:1,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、越前・朝倉氏に関する歴史史料を保延2年(1136)の朝倉高清誕生から、慶長5年(1600)までの460余年にわたって網羅しています。起稿は『朝倉氏遺跡資料館紀要1989』ですが、この紀要は年報と研究紀要の性格を併せ持つ体裁のため紙面の割り当ても少なく、17年目の『一乗谷朝倉氏遺跡資料館紀要2006』の『越前・朝倉氏関係年表稿(9)』でようやく朝倉義景最後の天正元年(1573)まで辿り着くことができた次第です。その後、朝倉氏滅亡後の家臣や越前の動向について知りたいという声や、1冊にまとまった年表を望む声が多く聞かれました。」
資料館が古文書調査としてまとめる報告書資料で、「朝倉氏五代の発給文書」「朝倉氏の家訓」に続く3冊目です。内容は本当に年表だけですが、朝倉氏について調査するときは非常に役立つでしょう。

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加藩貨幣録 石川県図書館協会郷土叢書

加藩貨幣録
出版社:石川県図書館協会
発行日:1933年12月31日初版、1970年4月25日復刻版
ページ数:214P
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
森田柿園による加賀藩の貨幣の歴史、大著です。藩政期の加賀藩における貨幣流通、製造、藩札も掲載されています。全体的には図よりも文字が多いですね。

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長田町遺跡・長町遺跡・穴水町遺跡 金沢市文化財紀要143

長田町遺跡・長町遺跡・穴水町遺跡 金沢市文化財紀要143
編集・発行:金沢市埋蔵文化財センター
発行日:1998年3月31日
ページ数:103P+図版16P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
長田町遺跡は長田町公民館建設に伴うもの、長町遺跡は足軽組屋敷復元に伴うもの、穴水町遺跡は穴水町児童公園プール建設に伴うもの、となっているが、3箇所とも金沢城下町内の武家屋敷地であり、藩政期の遺物が発見されている。

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続・福井藩と江戸 平成21年秋季特別陳列

続・福井藩と江戸 平成21年秋季特別陳列
編集・発行:福井市立郷土歴史博物館
発行日:2009年10月15日
ページ数:29P+絵図2枚
定価:600円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「特に今回は幕末期の福井藩江戸屋敷の変遷や、藩主松平康永の江戸での人物交流などのテーマに力点を置き、関連するさまざまな資料を陳列いたしました。」
平成21年秋の特別陳列(10月15日から11月30日まで)の解説図録です。福井藩の江戸屋敷絵図など興味深い資料がたくさん掲載されています。平成20年秋の「福井藩と江戸」の第二弾展示です。絵図が2枚ついてお徳な気分です。絵図から「松平えちぜん殿」を探してみよう!
本書は福井市立郷土歴史博物館で購入できます。
福井市立郷土歴史博物館ホームページ

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親鸞聖人七五〇回大遠忌記念 本願寺展

親鸞聖人七五〇回大遠忌記念 本願寺展 親鸞聖人七五〇回大遠忌記念 本願寺展
発行:朝日新聞社
発行日:2008年4月18日
ページ数:285P
定価:2,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本願寺展は平成20年4月18日の広島展を皮切りに、同年10月に徳島展、翌年4月に名古屋展、そして9月に金沢展が開催中です。来年4月に札幌展が最後の展覧会となります。浄土真宗本願寺派(西本願寺)の歴史について、またとない図録集となっています。会場専売品だと思われます。

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木舟城下いま昔 メディアが伝える城下物語

木舟城下いま昔 メディアが伝える城下物語
出版社:楓工房
発行日:1995年8月
ページ数:268P
著者:初瀬部乗侯
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「前回の拙著『小さな町の戦国ロマン』においては、最後の城主・石黒左近の武将像に焦点をおいたが、木舟城を語るとき、その後の動向と繰り返される悲劇によって廃城となるまでを概説しなければ、戦国ロマンは終わらない。その意味から、第一編に悲劇の経緯をまとめた。第二編は、草稿のまま保存されている『蓑のしずく』の中から寺の草創に関するものを抜粋させていただいた。第三編は物語を交え、郷土に引き継がれてきたメディアをもとに、白山大地震前後の郷土文化を垣間見ることを試みた。三編を通して、本書を資料のつづりに終わらせるのではなく、息の通った郷土史という側面を持つものにしたいのが筆者の試みである。本書は『木舟城下いま昔』の第三部作であり、これをもって終結したい。」
著者は宝性寺の住職である。地元の発展の基礎である木舟城下町の歴史について、史料を調査し、遺物を探してまとめた集大成の一冊である。書名は「木舟城下いま昔」が抜けていて、一体何の本なのかわからないが、れっきとした木舟城を中心とする郷土史本である。図版はカラーで収録されていて、図録としての利用もできる。惜しいのは発行部数が少なかったのか、入手が非常に困難なのが残念である。
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まいぶん 福岡町埋蔵文化財常設展示図録集成

まいぶん 福岡町埋蔵文化財常設展示図録集成
発行・編集:福岡町教育委員会
発行日:2005年7月31日
ページ数:171P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
高岡市と合併するまでの福岡歴史民俗博物館の展示の軌跡をまとめた本。モノクロですが展示パネルが載っており参考になります。高岡市福岡歴史民俗資料館で購入できます。

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いにしえ紀行 福岡の考古学 第15回特別展

いにしえ紀行 福岡の考古学 第15回特別展
発行・編集:福岡町歴史民俗資料館
発行日:2002年9月15日
ページ数:13P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「町の平野を横断するように走る能越自動車道の建設は、新たな遺跡を発見する契機となり大規模な発掘調査が行われました。にわかに起こった開発ラッシュは、町教育委員会が主体となって行う発掘調査を増加させました。発掘調査の実施により重要な成果が発表・報告されています。ところが、これらの遺跡は既に無く記録に保存されているだけです。埋蔵文化財の発掘調査によってもたらされる新たな知見は、こうした遺跡の『命』と引き換えに手に入れたものです。今回の展示では、考古学というフィルターを通して町の歴史を御覧頂きます。」
木舟城跡、木舟城下町遺跡(石名田木舟遺跡、木舟北遺跡、開ほつ大滝遺跡)も紹介されています。高岡市福岡歴史民俗資料館で購入できます。

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第17回企画展 金工の技と美 金属製品にみる一乗谷

第17回企画展 金工の技と美 金属製品にみる一乗谷 第17回企画展 金工の技と美 金属製品にみる一乗谷
編集・発行:福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行日:2009年7月
ページ数:87P
定価:1,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館が開催する、第17回企画展「金工の技と美 金属製品にみる一乗谷」(会期 平成21年7月18日~8月31日)の展示図録である。
注目は平成19年度発掘調査で数多く見つかった刀装具の目貫などの土製文様型の三次元計測画像である。目視ではわかりにくいその模様をコンピュータグラフィックによって鮮明に見る事ができる。

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朝倉氏の家訓 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館古文書調査資料2

朝倉氏の家訓 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館古文書調査資料2
編集・発行:福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行日:2009年3月17日
ページ数:244P
定価:1,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「収録した史料は『朝倉孝景条々』、『朝倉宗滴話記』、『築城記』を取り上げました。それぞれ本文の他に、読み下し文、注釈、訳文を付し利用者の便をはかりました。また、附録として『赤渕大明神縁起』、『朝倉家伝記』、『広景遺訓』の翻刻を付け加えました。」
資料館が古文書調査としてまとめる報告書資料の2冊目であり、今号では家訓を特集しているが、群書類従に収録されている「築城記」も掲載されており、非常に興味深い一冊となっている。

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