特別展 地震・大水・火事 - 富山

特別展 地震・大水・火事 - 富山
発行:富山市教育委員会
編集:富山市郷土博物館
発行日:1999年10月初版
ページ数:46P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本図録は、同博物館で平成11年10月2日から11月28日まで開催された特別展の展示図録です。中世から近代まで富山城域の見舞われた災害をまとめています。年表が掲載されているので藩政期の災害と復興の経過が分かりやすい。
富山市郷土博物館 出版物ページ

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富山城の歴史

富山城の歴史
編集:富山市郷土博物館
発行日:1999年3月初版、2003年1月改訂版
ページ数:54P+付図1枚
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本図録は、平成六年度に当館において開催した特別展『富山城の歴史展』の図録を、平成十一年三月に一部加筆訂正、平成十五年一月に改訂したものです。」
現在絶版となっている図録「富山城の歴史展」の改訂版です。富山城の歴史を概観するには非常によい図録です。
富山市郷土博物館 出版物ページ

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歴史の道調査報告書 第四集 能登街道Ⅱ

歴史の道調査報告書 第四集 能登街道Ⅱ
発行元:石川県教育委員会
発行日:1997年3月初版
ページ数:262P
編者:石川県教育委員会
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「石川県教育委員会では、平成四年度から歴史の道調査事業に着手し、今回は、能登街道のうち外浦街道と七尾以北の内浦街道を対象として調査を行いました。本事業は古い街道周辺に残る有形文化財、史跡名勝天然記念物、民俗文化財、埋蔵文化財を始め、道標・橋・一里塚等の交通関係の文化財を調査し、街道の現状と歴史に果たした役割を報告書としてまとめるものです。」
現在すでに売り切れの状態であるが、発行部数も少ないため古書の出回りも少ないようである。

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歴史の道調査報告書 第二集 能登街道Ⅰ

歴史の道調査報告書 第二集 能登街道Ⅰ
発行元:石川県教育委員会
発行日:1995年3月初版
ページ数:176P
編者:石川県教育委員会
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「石川県教育委員会では、歴史の道調査事業として、能登街道と呼ばれる能登をめぐる幹線道のうち、今回は津幡から七尾までの区間を対象として調査を行いました。本事業は古い街道周辺に残る有形文化財、史跡名勝天然記念物、民俗文化財、埋蔵文化財を始め、道標・橋・一里塚等の交通関係の文化財を調査し、街道の現状と歴史に果たした役割を報告書としてまとめるものです。」
現在すでに売り切れの状態であるが、発行部数も少ないため古書の出回りも少ないようである。

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古城萬華鏡 高岡誕生の物語

古城万華鏡 高岡誕生の物語
出版社:桂書房
発行日:2006年3月初版
ページ数:418P
著者:山本和代子
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「加賀藩2代藩主前田利長公が開いた歴史のある町・高岡。そこに生まれ育った著者が、前田利長の人生や彼をめぐる人々、その居城と城下町づくりにまつわる話などを語る。山元醸造株式会社ホームページの連載記事を書籍化。」
地元高岡の方による開祖前田利長と高岡城、高岡の町の話です。著者は専門家でないので、本で調べたものや人伝に聞いた話がかかれていますが、その内容は非常に読みやすいものとなっています。金沢とともに城下町として世界遺産登録を目指している高岡市の歴史を学んでみませんか。
本書は地元出版社によるもので、一部書店では入手しづらいこともあります。また発行部数もそれほど多くないと思われますので、「高岡」「高岡城」「前田利長」に興味ある方は早めに入手しましょうね。一部ネット書店などは「古城万華鏡」で登録されています。
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歴史の道調査報告書 第六集 海の道と川の道・補遺

歴史の道調査報告書 第六集 海の道と川の道・補遺
発行元:石川県教育委員会
発行日:1999年3月初版
ページ数:224P
編者:石川県教育委員会
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は文化庁の「史跡等保存整備費(特殊)国庫補助要項」に基づき、平成9年度から10年度にかけて石川県教育委員会が実施した歴史の道調査事業の報告書の最終集。舟運による道と山越えの街道および平国祭の道を掲載している。石川県は海岸線が長いので湊も多く、湊のある集落の研究には役に立つ。
現在この巻のみまだ残部があり販売中である。
石川史書刊行会 刊行物ホームページ

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富山県中世城館遺跡総合調査報告書

富山県中世城館遺跡総合調査報告書
編集・発行:富山県埋蔵文化財センター
発行日:2006年3月初版
ページ数:カラー図版12P+358P+図版36P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、富山県が文化庁国庫補助金を受けて、平成12年度から平成17年度の6か年で実施した富山県中世城館遺跡総合調査の報告書である。」
昨年3月に完了した富山県の中世城館調査の報告書。一般販売はされず、ようやく古書として出回り始めた。遺構を確認できた城跡については縄張り図が描かれているが、歴史的な経緯などの説明は短いものが多く、他県に比べて内容不足は否めないか。しかし、富山県を網羅していることは意義がある。

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石川県郷土史学会会誌 第39号

石川県郷土史学会会誌 第39号
編集・発行:石川県郷土史学会
発行日:2006年12月3日初版
ページ数:148P
定価:2,000円(税込) ?
オススメ度:★★★☆☆
書評:
毎年一冊ずつ発行される石川郷土史学会の会誌。会員の方による17本の論考を掲載する。興味ある論考が並ぶが、注目は安達正雄氏による「飛騨帰雲城主内ケ嶋氏の史実を探る」である。
県内の図書館で借りて一部コピーを所有しています。

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石川郷土史学会会誌 第32号

石川郷土史学会会誌 第32号
編集・発行:石川県郷土史学会
発行日:1999年12月5日初版
ページ数:178P
定価:2,000円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
毎年一冊ずつ発行される石川郷土史学会の会誌。会員の方による18本の論考を掲載する。興味ある論考が並ぶが、注目は大友功氏による「金沢城の惣構」である。
県内の図書館で借りて一部コピーを所有しています。

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鹿島町史 石動山資料編

鹿島町史 石動山資料編
発行:石川県鹿島郡鹿島町
発行日:1986年3月31日初版
ページ数:1062P+付図2枚
編集:鹿島町史編纂専門委員会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、『鹿島町史』石動山資料編である。昭和55年、町制二十五周年記念事業として、町制三十周年の昭和60年に全巻完成をめざして、町史編纂が進められることとなった。当初、資料編・石動山資料編・通史編の三編とすることが決められた。精力的に資料収集が進められ、資料編を上・下二編とせざるをえない事情となり、町制三十周年にあたる昭和60年に、町民の親しみ易い通史編を第三編として刊行し、石動山資料編は、掉尾を飾るものとして、昭和61年に刊行することとなった次第である。」
石川県鹿島町と七尾市、富山県氷見市をまたぐようにそびえる石動山に関する資料をまとめたもの。町史の資料編として編集されたものであるが、膨大な資料は他に類を見ず、石動山の研究はまずここから始めるのが良いであろう。これ以降は資料調査は進んでいないが、遺物調査が鹿島町(現、中能登町)と氷見市で行なわれている。氷見市では特に石造物に関する報告書が多く発行されている。

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