武田二十四将略伝

武田二十四将略伝
出版社:武田神社
発行日:1993年4月初版
ページ数:133P
著者:野澤公次郎
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「著者がすばらしいブレーンの存在に興味を持ったのは、昭和45年、信玄公まつりが県民総参加の一大イベントとして再スタートすることになった時、山梨日日報新聞紙上に「武田二十四将略伝」を連載することになり、改めて信玄の周辺で活躍した武将群の事績を調べ直してよくもこれほどの有能な人材を多く集めたものだと、武田信玄の偉大さを思い知らされたものである。今回、武田神社既刊の「二十四将略伝」を全面的に改訂する任を担ったが、皇太子殿下のお言葉を思い起こして、素晴らしい人物のもとに素晴らしい人材が集まる、といことを念頭に置き、再考察を加えながら筆を執ったのである。」

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武田神社絵葉書

武田神社絵葉書 武田神社絵葉書
出版:武田神社社務所
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
構図:武田神社雪景、武田神社拝殿、武田神社本殿、武田神社付近、武田神社公軍陣影、武田二十四将図、武田信玄公岩窪墓所、信玄公祭り(8枚)
書評:
8枚の絵葉書がついてこの価格はお買い得です。

戦史ドキュメント 川中島の戦い・上 関東擾乱

戦史ドキュメント 川中島の戦い・上 関東擾乱
出版社:学研
発行日:2002年6月初版
ページ数:302P
著者:平山優
定価:620円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
“上杉禅秀の乱”に端を発する旧体制の崩壊は、周辺武将の力関係をも激変させた。名門上杉氏が北条氏に滅ぼされるなど、その余波は東日本全域を巻き込む大戦役へと発展する。絶えざる戦禍の中、甲斐では武田信玄が父信虎を追放し、家督を掌握、食指を信濃へ伸ばした。一方、越後では混乱する国内から、若き上杉謙信が台頭する。信玄と謙信。二人の人生の接点は如何に演出されるのか?戦国武田氏の戦いの背景と実相を詳らかにする。
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戦史ドキュメント 川中島の戦い・下 龍虎激突

戦史ドキュメント 川中島の戦い・下 龍虎激突
出版社:学研
発行日:2002年6月初版
ページ数:358P
著者:平山優
定価:650円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
信濃国領有化を目論む武田信玄は、背後を固めるために今川・北条氏と連携、甲相駿三国同盟を成立。対抗する謙信は、北関東・房総の諸大名の指示を受け、関東管領上杉氏を継承、公方=関東管領体制の再構築を目指す。こうした政治的背景から関東騒乱と信濃侵略の二大潮流は合流、信玄と謙信の戦いは不可避となった。川中島をめざし、両者の人生は収斂していく。戦国武田氏最大の血戦を余すところなく描いた決定版!
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甲陽軍鑑入門 武田軍団強さの秘密

甲陽軍鑑入門 武田軍団強さの秘密
出版社:角川学芸出版
発行日:2006年11月初版
ページ数:286P
著者:小和田哲男
定価:629円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「風林火山」の旗の下、戦国時代最強の騎馬軍団として恐れられた武田軍団。その兵法をまとめた「甲陽軍鑑」は、軍略家・武田信玄の手の内を明かしている。「甲陽軍鑑」は、江戸初期の成立以来、甲州流兵法の基本文献として重要視され、講談・小説に語られる信玄のイメージを決定付けたほどよく読まれた。戦国史研究の第一人者が、その面白さを現代人向けに紹介し、軍略家・信玄の魅力を十二分に解き明かした入門書。
「甲陽軍鑑」というあまりに有名な軍記でありながら史実に乏しいという歴史的評価の低さについて、どういう経緯でそういう評価が定着していったのか、問題点は何だったのか、そして現在の「甲陽軍鑑」の価値を問いただしている。文庫であるが、内容は専門的、しかし興味あるものは先に読み進めたくなるテンポの良さがある。「甲陽軍鑑」そしてそれを基にした小説やドラマをどういうスタンスで楽しむべきかを示唆してくれる良書。
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甲越川中島戦史(増補)

甲越川中島戦史
発行元:自費出版本
発行日:1911年4月初版、1974年8月訂正増補、2006年10月訂正増補復刻版
ページ数:408P
著者:吉池忠治
定価:3,000円(税込5%)+送料
オススメ度:★★★★☆
書評:
歴史群像(学研)の書籍紹介で紹介されていたもの。元は明治44年発行ということで文体が固い部分もあるが、よくも個人でここまで調べたものよ、と感心する。今年はNHK大河ドラマが「風林火山」ということもあり、実にタイムリーな復刻ではなかろうか。また、地元の郷土史家による川中島戦史ということでとても価値ある1冊である。
甲越川中島戦史 公式サイト

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週刊名城をゆく 第29巻 躑躅ヶ崎館・高遠城 武田信玄の軍略

週刊名城をゆく 第29巻 躑躅ヶ崎館・高遠城 武田信玄の軍略
出版社:小学館
発行日:2004年8月初版
ページ数:35P
全体指導:小和田哲男
定価:533円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
名城と城下町を味わいつくす50巻。城下町の魅力を、旅情たっぷりの写真や紀行文で紹介し、城と城下町散策のためのMAPも付いた大人のための城下町ガイドです。
小学館ホームページ:週刊名城をゆく 名城と城下町を味わいつくす50巻
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戦国武田の城 武田戦略と城砦群の全貌

戦国武田の城 武田戦略と城砦群の全貌
出版社:有峰書店新社
発行日:1988年4月初版
ページ数:415P
著者:中田正光
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
城郭図50余、歴史要図40余をもとに、山梨・長野・群馬・静岡・愛知各県にわたった武田氏三代の合戦と城塞群を捉え、初めて武田流築城法を解明した画期的な労作。
武田信虎、信玄、勝頼と三代に渡る歴史を辿りながら、歴史に登場する城郭を実地検分もしながら書き進めている。歴史的人物の生涯と城郭、つながっているのに本書のようにまとめているものが少ないのは、その検証と執筆がいかに難しいのかを物語っている。という意味でも貴重な1冊である。武田氏に興味のある方は欲しい1冊である。発行部数が少ないのか古書でも入手が難しいのが残念である。
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