関東の城址を歩く

関東の城址を歩く
出版社:さきたま出版会
発行日:2003年6月初版
ページ数:191P
著者:西野博道
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
著者が5年かけて巡った関東8都県の80城の紀行記録です。訪問した当時の著者の感想がかなりの部分を占めるため、城郭の参考書としてみると不十分ですが、自分が訪問する前に予習として本書を読んでおくと、また違った視点から城郭散策を楽しめると思います。有名な城も無名な城も同列に扱っているところがよいです。
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戦国の城

戦国の城
出版社:高志書院
発行日:2005年11月初版
ページ数:241P
監修:藤木久志
編集:埼玉県立歴史資料館
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
埼玉県比企地域に所在する戦国時代の城郭、松山城跡・杉山城跡・小倉城跡での発掘調査により、年代や曲輪の構造などの点で新たに議論された成果を主たる題材として、2005年2月に開催されたシンポジウム「検証比企の城」の記録になります。シンポジウムということで一般的な解説書とは趣を異にし、口語調で書かれた部分もありますが、縄張り図も多く掲載され埼玉県の城郭を調べる際には揃えておきたい1冊でしょう。途中経過ですが、という断りが本書の中で何度が登場するが、ぜひ成果のまとまったときに続きをお願いしたい。
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