粟田城跡(3) 土木事業代替地先行取得事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 長野市の埋蔵文化財第69集

粟田城跡(3) 土木事業代替地先行取得事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 長野市の埋蔵文化財第69集
発行:長野市埋蔵文化財センター
発行日:1995年3月30日
ページ数:15P
編集:長野市教育委員会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「このたび土木事業用地代替地先行取得事業にともない、粟田城跡の発掘調査を実施いたしました。事業予定地周辺は過去の調査で重要な埋蔵文化財が発見されており、古代史研究上注目されていた地域であり、今回の調査でも多大な成果が得られました。」
今回の3次調査までの結果を受けて、粟田城跡の廃絶時期について考察している。

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栗田城跡(2)(東馬場遺跡) 上條器械店新築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 長野市の埋蔵文化財第61集

栗田城跡(2)(東馬場遺跡)上條器械店新築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 長野市の埋蔵文化財第61集
編集:長野市教育委員会
発行:長野市埋蔵文化財センター
発行日:1994年3月30日
ページ数:33P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、上條器械店新築工事(新幹線建設事業に伴う代替地)に先立ち、平成5年度事業として実施した埋蔵文化財発掘調査報告書である。」

大正時代の地籍図から粟田城の縄張りを復原しようというする論考が興味深い。
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松代城跡 -国補神田川改修事業地点- 長野市の埋蔵文化財第73集

松代城跡 -国補神田川改修事業地点- 長野市の埋蔵文化財第73集
編集:長野市教育委員会
発行:長野市埋蔵文化財センター
発行日:1995年3月30日
ページ数:20P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「このたび、長野県長野建設事務所主管の神田川改修事業に伴う発掘調査を平成4年度から6年度にかけて実施いたしました。事業計画地は国史跡松代城跡と深くかかわりのある花の丸御殿跡の西端と桜の馬場の推定地にあたり、松代城の縄張り確認のうえで重要な役割を有していました。」

本調査で石積みや溝址が見つかり、松代城跡の縄張りの復元に役立つ成果を得られたようです。
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限定版 伊達政宗が片腕片倉小十郎居城 白石城

限定版 伊達政宗が片腕片倉小十郎居城 白石城 限定版 伊達政宗が片腕片倉小十郎居城 白石城
出版社:白石市文化財愛護の会
発行日:1982年8月初版、1987年9月第二版
ページ数:487P
著者:片倉信光
定価:5,500円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
「この書は、江戸時代、仙台藩では仙台城の外唯一の城として引き続き十代約二百六十余年間片倉氏の居住した白石城の規模及びその変遷を網羅し、さらに城内の生活や年中行事に至るまで、片倉家所蔵の未発表の資料を集成したもので、城郭研究に新たな方向性を見い出し得るものと確信いたします。」

書評:
白石城に関する貴重な資料集です。当時も限定版として発売されていたこともあり、現在では古書でも非常に入手が難しい状態にあります。
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再発見 北伊勢国の城

再発見 北伊勢国の城
編集・発行:伊藤徳也 私刊
発行日:2008年7月3日
ページ数:379P
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
「三重県の地は、かつての伊勢国、志摩国、伊賀国、そして紀伊国の一部から成り立っている。北半分が伊勢国に相当するが、その中でも現在の亀山市、鈴鹿市以北を一般に北伊勢国という。北勢に存在したであろう中世城郭は、200少々であると思われる。そのほとんどは近世・近現代の地誌や軍記物に記載されたものである。200程のうち、何らかの遺構が確認できるものは半分弱と推定している。本書は中世城館に関する調査報告であるとともに、今後、中世城郭を見てみたい、楽しんでみたいという人にも参考となるよう、調査の手順や必要な道具類、図面の整理法、あるいは詳しい所在地や公共交通機関での行き方なども含めて記述している。」

書評:
北伊勢の城館の現況や縄張りについて詳細である。著者の苦労の作であることは一目瞭然であり、その情報量に感服する。北伊勢の城館を訪れるときは非常に参考になる。第25回全国城郭研究者セミナー(三重)会場で購入した。
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伊勢の中世3 第52~70号

伊勢の中世3 第52~70号
編集・発行:伊勢中世史研究会
発行日:2007年8月30日
ページ数:84P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、伊勢中世史研究会の会報『伊勢の中世』第51号から第70号までを編集合本したものである。」
伊勢中世史研究会の会報合本の3冊目。今号から城跡のみではなく、石像物の調査会報も入っている。第25回全国城郭研究者セミナー(三重)会場で購入した。
伊勢中世史研究会ホームページ
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伊勢の中世2 32~50号

伊勢の中世2 32~50号
編集・発行:伊勢中世史研究会
発行日:2006年7月30日
ページ数:76P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、伊勢中世史研究会の会報『伊勢の中世』第31号から第50号までを編集合本したものである。」
発行当時(2006年)で120号を数える伊勢中世史研究会の会報合本の2冊目。会名も現在の「伊勢中世史研究会」へ変更になり、調査も本格的なものになっている。第25回全国城郭研究者セミナー(三重)会場で購入した。
伊勢中世史研究会ホームページ
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修復の手帖

修復の手帖
発行:文化財保護法50周年記念協賛事業実行委員会
発行日:2001年3月31日初版
ページ数:85P
編集:財団法人文化財建造物保存技術協会
定価:1,000円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書では、現在修復中の国宝・重要文化財・特別史跡の修復現場を一挙に紹介します。そのなかには、解体時に小屋裏から発見された、安土・桃山時代の大工が置き忘れたと思われる大工道具の話も登場します。また、修復現場のなかから特に10ヵ所を選び、それぞれのテーマによる専門家の講演を、ダイジェスト版にてお届けします。」
専門家の講演のダイジェスト版を掲載するコラムが興味深い。

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加賀藩大工の研究 -建築の技術と文化-

加賀藩大工の研究 -建築の技術と文化-
出版社:桂書房
発行日:2008年11月初版
ページ数:613P
著者:田中徳英
定価:8,500円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「江戸時代初頭から幕末までの、加賀藩行政システムのひとつである作事方の成立、構成を検討し、大工の流派とその技術など、これまでの研究成果を基礎として作事体制全体の考察を行う。」
加賀藩内の建造物に関わった大工についてという専門的な内容ながら、このテーマの同書がなかっただけに非常に貴重な研究書であろう。金沢城のみならず、御殿、神社、寺院と著名な建造物の比較検討は一読に値する。少々高価ではあるが、それに値する十分なボリュームと内容です。
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多賀城跡 -昭和47年度発掘調査概報- 宮城県多賀城跡調査研究所年報1972

多賀城跡 -昭和47年度発掘調査概報- 宮城県多賀城跡調査研究所年報1972
編集・発行:宮城県文化財保護協会、宮城県多賀城跡調査研究所
発行日:1973年3月31日
ページ数:106P+図版32P
定価:1,200円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
「昭和44年4月に当研究所が創設されてから、早くも4年の歳月が経過した。この間、多賀城跡発掘調査第1次5か年計画にもとづいて継続的に発掘調査を行なってきたが、幸いにも、ほぼ計画どおりに順調に事業を遂行することができた。本書は、昭和47年度に実施した発掘調査成果の概要をまとめたものである。」

遺物として出た刻印瓦の拓影がたくさん掲載されていて興味深いです。
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