出版社:大江出版社
発行日:1980年1月初版
ページ数:絵図1枚+絵図注解14P
注解:五味克夫
定価:3,000円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本図は天保年間の鹿児島城下絵図である。現在鹿児島市立美術館の所蔵となっている六曲半双屏風であるが、これはその前身たる鹿児島歴史館より引き継いだもので、さらにそれ以前は鹿児島市立南州翁記念館」所蔵であった。」
鹿児島(鶴丸)城を中心にして城下町を描いた復刻絵図。屏風絵の傷みなどもそのままに復刻されているが大判なので見どころがある。注解も付いているので、絶版で入手困難であるがおすすめ!
カテゴリー: 城郭
週刊安土城をつくる 第12号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年4月21日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第12号。今号の「城の美と巧み」は金属張りの壁の話、壁は漆喰などの土壁か板壁と思っていましたが、金属を貼った壁があったとは面白いですね。
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週刊安土城をつくる 第11号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年4月14日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第11号。「幻の城安土城」は桟唐戸の話、安土城では六階に使用されている扉。中ほどで内側に折れる二枚組二組四枚の扉で当時の高級建具だったようである。本物はシールであるが・・・
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京都府遺跡調査概報第119冊 宮津城跡第12次、田辺城跡第26次、園部城跡第5・6・7次
編集・発行:京都府埋蔵文化財調査研究センター
発行日:2006年3月30日
ページ数:104P+図版78P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「宮津城跡第12次調査は、河川激甚災害対策特別緊急事業(大手川改修工事)に伴うものである。田辺城跡第26次調査は、田辺城三ノ丸武家屋敷跡と推定される地点である。園部城跡第5・6・7次発掘調査は、府立園部高等学校の運動広場建設計画に伴う発掘調査である。」
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歴史のなかの松本城 天守築造400年記念
発行:松本市
発行日:1993年3月25日、2001年6月第三版
ページ数:53P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「平成5年。『国宝松本城400年まつり』を迎えるに当って、記念の小冊子を発刊することになりました。ここには、松本城の歴史と、天守の姿と、文化遺産の伝承について、簡潔に、できるだけ分り易く書き著してあります。」
カラーで写真が豊富に掲載され、400年祭の記念誌として初心者も十分楽しめる内容となっている。
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佐倉城の武家屋敷跡は語る 歴博研究棟敷地の調査から
発行:国立歴史民俗博物館
発行日:1986年3月31日
ページ数:21P
定価:315円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、昭和59年度に実施した国立歴史民俗博物館研究棟建設地内発掘調査の成果を基に構成したものである。」
カラー写真で発掘調査の様子が多数掲載されており、値段も手頃でよい。
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よみがえる金沢城2 今に残る魅力をさぐる
国指定史跡 金山城 よみがえる中世山城
編集・発行:太田市教育委員会教育部文化財課
発行日:1996年
ページ数:15P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
群馬県太田市にある金山城。おそらく本パンフレットは復元整備を記念して、復元の様子や復元後の見どころを写真付きで紹介する。
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よみがえる金鯱伝説
天瀬遺跡・岡山城外堀跡 一般国道2号京橋共同溝他建設に伴う発掘調査 岡山県埋蔵文化財発掘調査報告154
発行:岡山県教育委員会
発行日:2001年2月28日
ページ数:112P+図版24P
編集:岡山県古代吉備文化財センター
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「共同溝の整備区間である岡山市東中央町周辺は天瀬遺跡・岡山城外堀跡があることから、共同溝整備に先立ち岡山県教育委員会と協議を重ね、工事によって影響を受ける遺跡について記録保存を委託してまいりました。発掘調査の結果、近世の外堀跡と大雲寺町口の土橋跡等が発見されるに至りました。この発見により、江戸時代における岡山城下の町並みや暮らし等を窺い知ることができる貴重な資料が得られたと思います。」
堀跡ということで、土器や瓦類以外にも土人形や石製硯、煙管雁首、かんざし、下駄等当時の生活が窺い知れるたくさんの品が発見されています。